INTERVIEWS

Inter FM897 x TOWER DOORS x clubberia「World Marketz」
放送アーカイヴ Vol.06

WORLD-MARKETZとは?

『世界のアーティストとレーベルを音楽を介して有機的に繋ぐ』をコンセプトに、2017年に誕生した音楽コミュニティ。これまでにオランダ、スペイン、インド、韓国など各国のDJやレーベルとの交流を推進。そのフラッグシップとなるInterFM897で毎週木曜日夜8時からお届けするするラジオプログラム。
レジデントDJのCARTOONを中心に、タワーレコード株式会社が運営する楽曲のキュレーションメディア「TOWER DOORS(タワー・ドアーズ)」、国内最大のダンスミュージックポータルサイト「 clubberia (クラベリア)」とメディア連動していく。


【radiko】
http://radiko.jp/#!/ts/INT/20200611200000

【公式Twitter】
https://twitter.com/897World

 



Cartoon(以下、C):今夜はTOWER DOORSの小峯さんをゲストに迎えております!

小峯(以下、K):TOWER DOORSの小峯です。よろしくお願いします!

C:よろしくお願いします!
実はですね、僕はようやくインターFMのスタジオから生放送をお送りできてます!
今日は「新しい音楽の見つけ方」というテーマでメッセージを募集していますが、早速メッセージもいただいております!
「音楽はもっぱらYouTubeです。適当に流しておいて、いい曲が来たらチャンネル登録します。」
これって、ばっちりTOWER DOORSじゃないですか!

K:そうですね!是非、その人にTOWER DOORSのチャンネル登録をして頂きたいので、改めてTOWER DOORSの説明をしてもいいですか?

C:是非お願いします!

K:タワーレコードのキュレーションメディアとして、いろんな音楽をセレクトしてお届けしているメディアです。特に日本人の新人アーティストをいち早く取り上げて、YouTubeを中心に紹介しています。総合チャンネルであったり、ジャンルごとにチャンネルを設けていまして、1週間に4〜5曲を紹介している形になってます。それぞれ自分が好きなジャンルのチャンネルを登録してもらえれば、新聞購読みたいな形で自動的に楽曲が届く音楽メディアになっています。

C:アーティストとしてはインディーズのアーティスト中心に取り上げているってことですよね?

K:そうです。Spotifyでもリスナーが200とか300といったアーティストを主に紹介しています。

C:ぜひInter FMを聴いている「音楽を作っているよ!」って人は、TOWER DOORSのサブミットフォームからお送りしてみてください!

K:お待ちしております!

C:続いてのメッセージは
「TikTokで人気の曲をピックアップして、YouTubeで調べてヘビロテする」
と頂いております!
やっぱりYouTubeが基盤になっているという人が多いですね!

K:そうですね、多いですね!TOWER DOORSでもTikTokで人気のアーティストがYouTubeで調べられているっていることがありましたね!

C:そうなんですね!僕はbeatportやbandcampもチェックするんですけど、インスタでCarl Coxがあげている動画の中でかかっている曲をShazamしたりですとか。意外にSNSから音楽引っ張っていることが多いです。

K:僕もそうですね、SNSで音楽を情報を得ることが多くなりましたね!

C:小峯さんはTOWER DOORSの発起人と言うことで編集もされているとは思うんですけれども、SNS以外で新しい音楽を探るのはどうされているんですか?

K:僕はTwitterで音楽を調べていることが多いですね!音楽メディアのアカウントを片っ端からチェックしています!

C:Twitterは#から調べたりもするんですか?

K:Twitterはリストを作れるじゃないですか?信頼している音楽メディアをリスト化して、それをフィードで追っていって、いいねして残しておいたりしています!

C:小峯さんにはこれまで海外の音楽メディアについても紹介していただいておりますが、改めてどんなところをチェックしているんですか?

K:CRUSHというイギリスの音楽メディアであったり、FADERであったりですね!

C:FADER、僕もチェックしています!

K:FADERはいろんな良い新人アーティストを取り上げていたりしますね!

C:僕なんかはストリートファッションの話題も好きなんですけど、FADERは幅広い話題をうまく提供してくれている感じがします。カルチャー的な部分もしっかり芯を食っていて読みやすいです!

K:読みやすいですね!インディー系の音楽も紹介していたりするので面白いなと思いますね!



C:現在、アメリカを中心にBlack Lives Matterの問題が叫ばれていますけれども、小峯さんはどんなことを感じていらっしゃいますか?なかなかコメントが難しいところもあるとは思いますけれども・・・。

K:そうですね。結構センシティブな問題ではありますけれども、改めて知らないことが多かったなと痛感した部分が多いですね。昨年、スパイク・リー監督の「ブラック・クランズマン」が話題になりましたけれども、その映画のなかで今のアメリカの分断されている状況を見て、今後どうなっていくんだろうなぁと思っていた矢先だったんですけど、今、全世界で起きていることを見ても改革の時ではないかなと思います。
 
C:僕も20代の頃に世界中いろいろ回ってたんですけど、ブルックリンの地下鉄の駅で夜、電車を待っていたら黒人の女性に、線ギリギリに並んでいると「危ないから、ギリギリに並んじゃだめだ」と教わったときに日本との違いを凄い感じて、はっとさせられた出来事でした。

K:独自の文化であったり、抑圧されたものがあったんだなということを知るために、Netflixの13thていう憲法13条について描かれたドキュメンタリーを見たんですけど、司法制度や人種差別を描いたドキュメンタリーになっていまして、黒人の人に対しての不利な制度が70年代から作られていたという内容のドキュメンタリーです。知らない方は入門編として見ていただきたい、わかりやすい作品でした!

C:では、ここで2曲お届けします!

〜2曲OA〜



C:では、小峯さん、掛かっていた曲の紹介をお願いします!

K:1曲目がR&BシンガーのMYRRHというアーティストなんですけれども、エンジェルボイスを持つ彼女の楽曲はメローで素敵だなと思っています!
2曲目がTOSHさんという沖縄を拠点に活動されているシンガーソングライターです。この楽曲はiPadのみで制作された凄い曲なんです!EPが出ていますので、気になった方はぜひ聴いてみてください!

C:MYRRHさんは何人組のアーティストなんですか?

K:1人です!R&Bシンガーです!

C:トラックも自分で作られているんですか?

K:作曲は別の方がいらっしゃるのかもしれないですけれども、この曲が彼女のデビューシングルになっております!

C:MYRRH、TOSH共にTOWER DOORSの方にサブミットされてということですね?

K:そうです!
TOSHさんからは、Black Lives Matterに関して、沖縄でもそういった運動があるらしいとの情報が来ていましたね。

C:そうなんですね、是非、色々聞いてみたいですね!

K:どこかのタイミングでインタビューできたら良いですね!

C:小峯さんはコロナ禍になって、音楽の聴き方や届け方などで変わったこととかありますか?

K:そうですね、聞き方に関して1つ情報がありまして、通勤通学が減ったことによって、ストリーミングが少し減ったと言うニュースがアメリカでありました。

C:なるほどね、通勤や通学で聴く時間が減っちゃったから全体として減っちゃったってことか・・・

K:そうですね、そういうことがあったんですけど、逆にYouTubeとかNetflixとかのアクセスは上がっているらしいです。それも面白いデータになっていますよね!

C:なるほど!
ここで、メッセージを紹介したいと思います!
「アップルミュージックでシャッフル再生して、気に入った曲をダウンロードしています」
といただきました!

K:日本の若者はLINEミュージックを聴いていたり数が多いというデータがあったりもしますね!やっぱり、日本ではApple Musicが圧倒的に多いってのがありますね!

C:僕も曲をリリースしたときにリリースの情報を海外に出すんですけれども、Apple Musicのリンクを1番上に書いてあるのってすごいねって言われたことがあります!グローバルではSpotifyを1番上に書いて送るのが一般的なんですよ!

K:そうですよね、海外のアーティストを見ると、Spotifyが上の人が多いですよね!

C:その辺て面白いなぁと思いましたね!
メッセージもいただいております!
「ラジオネーム、ごっさん。
昔暇さえあればマイスペースで曲を探していたことを思い出しました」
懐かしい!マイスペ!僕も曲をアップロードしていました!もうちょっと恥ずかしい記憶ですけれども(笑)

K:僕はマイスペースはやっていなかったですけれど、その文化の事は知っていますね!

C:文化って言われちゃった(笑)
でも、そうだよね!小峰さんはまだ若いですから!

K:僕の世代はやっぱりYouTubeで音楽を聴くっていうのが主流で、違法ダウンロードが問題になったりしましたけれども、ストリーミングが解決してくれたっていうのはありますね。

C:やっぱり世代によって聞き方も全然違ってくるのかなあと思いますね!

K:もう一つ、面白いデータがありまして、2019年のデータなんですけれども、国際レコード産業連盟が出しているデータなんですけれども、ストリーミングになってからのインディーズアーティストの売り上げがメジャーを大幅に上回ったというのがありました。メジャーレーベルが22%の売り上げ成長に対して、インディーレーベルが38%成長しましたと言う面白いデータがありました!

C:へー面白いですね!サブスクリプションサービスが出てきて、音楽がメジャーじゃなくても聞かれると言う状況になって、音楽をどんどん作る人が増えているってことですよね!1人で全部できちゃいますもんね。

K:あとは、ミックステープ文化ではないですけれども、プレイリスト文化がストリーミングで発達したっていうのが1つあるかもしれないですね。いろんなユーザ同士がお互いに好きなプレイリストを交換しあって、これ聞きなよみたいな文化がストリーミングによって復活しているんじゃないですかね。

C:プレイリスト文化は日本でも浸透していますよね!
ここでTOWER DOORSから曲の紹介をお願いします!

K:コロナ禍で面白い制作の仕方をしたchillbill.というネット上で出会った2人組がいるんですけれども、この2人がリモートで作った楽曲を紹介したいと思います!
もう1曲は2019年突如現れたMON/KUというトラックメーカーがいるんですけれども、その方の楽曲の2曲をお聞きください!

〜楽曲OA〜



K:MON/KUさんは2019年から活動し始めたんですよ。

C:マジですか!

K:2019年1月にsoundcloudにファーストシングルを出したんですけれども、すごいのが音楽経験が一切ないという所ですね!

C:へー、ちょっと変則ですもんね、リズムも!

K:そうですね、そこがジェイムス・ブレイクとかアルカとかが現れたときみたいな、ヤバイ新人現れたっていう衝撃を受けました!

C:インパクトのある曲ですよね!

K:Twitterの中ですごい話題になってたんですよ!昨年は、すごい新人が現れたってかなり話題になってました!

C:もう1組のchillbill.はどんな感じで現れたアーティストなんですか?

K:去年の11月にネットで知り合った2人によるデュオなんです。コンセプトが面白くて、夜のネオ東京を歩くっていうコンセプトなんですね!

C:今日の天気にぴったりで、グッとくる曲ですよね!

K:最初の一言目が「クラブ帰り」って言う歌詞にも注目だと思いますね!

C:クラブに行ける環境に早く戻って欲しいよーって思いますね。

K:夜の都会を淡く切なく描いた感じがいいですね!

C:新しい音楽を見つけるにはTOWER DOORS間違いないなと思いっておりますけれども、
ここで、メッセージを紹介します!
ラジオネーム わたがしさんから
「こんばんは。新しい音楽の見つけ方ですが、私は自分の好きなアーティストについて徹底的に調べて、そのアーティストが影響を受けた音楽やルーツとなる音楽を聴くようにしています。あとはSNSを追いかけているとアーティストの交友関係が見えてくるので、交流のあるアーティストの音楽をチェックしたり、Twitterで音楽の詳しい人、音の趣味が近い人をフォローしているので、その人が推しているアーティストを聞いてみたりしています」
と頂きました!

K:TOWER DOORSがいつもやっている、毎週注目しているアーティストに送っているメールインタビューの6つの質問という中に、交流のあるアーティストで今注目しているのは?や、最近出会った新しい音楽は?という質問があって、そこから新しい音楽を拾えるようになっています!

C:なるほど、だからアーティストからのレコメンドもちゃんとTOWER DOORS側には入ってくると言うシステムなんですね!

K:そうですね!そこから界隈とかも知れるという繋がりもあります!

C:ラジオネーム わたがしさんが日常的にやっていることをTOWER DOORSもやっているという事ですね!
ディぐるっていう行為は、時代は変わっているけど、やっていることは変わってない感じが面白いなって思いますね。

K:技術が変化しているけど、やっぱりやっている事は変わらないっていう事ですね!ツールが変化しているだけっていう。

C:ツールは増えていますし、出会い自体は増えていますよね!

K:そうですね、増えていると思います!出会う曲の量は膨大になってきていると感じますね!

C:ここで、メッセージを紹介します!
「最近はアレクサにお勧めの音楽を教えてもらっています」
といただきました(笑)

K:そういうデータ化されたアルゴリズムによってオススメされる音楽もいいんですけど、個人的に無機質な感じがして、人から温かみを教えてもらっている方が覚えられるというか記憶に残る気がするんですよね!

C:ここで小峯さんから、さらに1曲ご紹介ください!

K:TOWER DOORSで推している海外のアーティストを紹介したいんですけれども、DijonというLAを拠点に活動しているアーティストの新作EPからrock n rollという曲です!



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