INTERVIEWS

Inter FM897 x TOWER DOORS x clubberia「World Marketz」
放送アーカイヴ Vol.10

WORLD-MARKETZとは?

『世界のアーティストとレーベルを音楽を介して有機的に繋ぐ』をコンセプトに、2017年に誕生した音楽コミュニティ。これまでにオランダ、スペイン、インド、韓国など各国のDJやレーベルとの交流を推進。そのフラッグシップとなるInterFM897で毎週木曜日夜8時からお届けするするラジオプログラム。
レジデントDJのCARTOONを中心に、タワーレコード株式会社が運営する楽曲のキュレーションメディア「TOWER DOORS(タワー・ドアーズ)」、国内最大のダンスミュージックポータルサイト「 clubberia (クラベリア)」とメディア連動していく。


【radiko】
https://radiko.jp/#!/ts/INT/20200709200000

【公式Twitter】
https://twitter.com/897World

 


Cartoon(以下、C):今日はTOWER DOORSの発起人、小峯さんにお越し頂いております!

小峯(以下、K):TOWER DOORSの小峰です!宜しくお願いします!

C:今日は「あなたは有料ニュース記事に課金しますか?有料購読するしたらどんなジャンル?エンタメ?経済?ビジネス?」というテーマでメッセージを募集しております!

ラジオネーム「あと3キロ痩せたい」さん
NewsPicksの有料会員になっています。有料記事ももちろん見ますが、落合陽一さんなど第一線で活躍されている方々の動画をよく見ます!自分にはない鋭い視点だったり学びが多いです。

K:落合陽一さんのお話はかなり参考になりますからね!

C:落合さんもよく、アフターコロナやウィズコロナという事で、コロナ後のお話をNewsPicksでもされていますが、僕たちもパンデミック後のメディアはどうあるべきかだと思いますか?

K:そうですね、WIREDの記事で「メディアのエコシステムはパンデミックを生き延びる事ができるのか?」というお話があったんですが、これがとても興味深い内容でした!今のメディアのエコシステム自体が崩壊しているのではないかという記事で、The New York Timesの例などを挙げながら記事展開している内容でした。

C:メディアのエコシステムとはどういうことなんですか?

K:広告収入に頼ったビジネスモデルの事です。インターネット以降、情報を無料で出すと、そこに多くの人が集まるので、広告を出稿すればいろんな人が見てくれますよというモデルで稼いでいるメディアがこれまでは多かったんですよね。それが現在のコロナで崩壊しつつあるのではないかという危うさが語られている記事でして、それが面白かったです。

C:自分でお金を払ってメールマガジンを買ってますといったように、欲しい情報だけを手に入れるってことについてはどう思いますか?

K:お金を支払う事で信頼できる情報が獲得できるというのが1つのメリットかなと思います。それだけのクオリティーと情報量が一気に得られるというのがユーザー側のメリットですよね。

C:ちなみに小峯さんは有料と無料のメディアをどのように使い分けていますか?

K:WIREDは有料会員で入会しています。それ以外には、NewsPicksの無料版やtwitterのイギリスやアメリカのトレンドをチェックしています。日本のトレンドを見ていると、よくわからないものしか上がってこないので・・・「#今日10キロ痩せたいです」みたいなものが上がってきたりするので(笑)
それよりも、イギリスやアメリカでどういう事が起こっているのかを知れるので1つのツールとしてtwitterは使えるなと思っています。

C:twitterのトレンドを追っている人たちも多くいますよね!
ここで小峯さん選曲した2曲のご紹介をお願いします!

K:Eulalie(ユーラリー)の「The Weather Doll」と rowbaiの「Ending」を2曲続けてどうぞ!

〜楽曲OA〜


C:今日は「あなたは有料ニュース記事に課金しますか?有料購読するしたらどんなジャンル?エンタメ?経済?ビジネス?」というテーマでお送りしていますが、メールもたくさん頂いております!

ラジオネーム「蛙の子はおたまじゃくし」さん
紙の時は定期購読をしていましたが、最近は紙を購読していません。そもそも、メディアというものは無料で読むものという気がしています。

K:なるほど。無料派って事ですね。無料でも色んなものを読む事ができますからね!

C:続いて、ラジオネーム「電車に傘忘れた」さん
ビジネス関連のnoteは購入した事があります。
最近では、ビジネスで再現性のあるノウハウが書かれたnoteを購入しました。
たまにハズレ記事もあるので、そこがネックです。

有料って購入して読み始めてから、自分の求めているものと違ったりすると、“しまった”って思っちゃうんですよね・・・。

K:そうなんですよね!そこをうまい具合に見分けられる審美眼を鍛える事が必要になってきますよね。
The New York Timesは2011年から20本までは無料で読めるけど、それ以上読むには有料購読プランに入ってくださいというモデルなんですね。2020年現在、500万人登録者数がいるらしいです!

C:The New York Timesって、アメリカに行った時に単純に格好良いわけ!タイポグラフィが!

K:あ〜、なるほどなるほど!

C:あれっていつニューヨークに行っても格好良いんだよ!メディアとしての権威というかブランドがあるんだよね!

K:培ってきた土壌が違いますよね。

C:そういうブランド力みたいなのはこれからのメディアにも大事になってくるのかなと思いますね。僕はアメリカに住んでたらThe New York Timesは買っていますね!

K:日本で言うと日経(日本経済新聞)みたいなイメージですか?

C:まさにそんなメッセージも来ていますよ!
ラジオネームはないんですが、
社会情勢を知るために日経だけは購読しています!最近は時事ネタが動きやすいので、その辺の情報を仕入れていないとアイスブレイクにならないような焦りです。

こんなメッセージも来ています!

ラジオネーム「たか」さん
NewsPicksの有料会員になっています。特別な情報を入手できると分かっていないと有料登録はしません。ただ、メディアも広告収入だけに頼れなくなるので、リテラシー高いユーザーは払っていく時代になった方がいいと思います。

K:なるほど!個人的に思うんですが、有料会員を設ける事でメリットとデメリットが出てくると思うんですね。メリットは、ユーザーは信頼できる情報を獲得できるという部分。一方、メディア側は価値のある記事の制作に注力できることと、直接、取材に基づく様々な行動にお金をかける事ができるという部分だと思います。

C:言葉を返すと、有料の記事に媒体者が良いと思っている記事の情報を流したいわけじゃん!そうすると無料の人は読めなくなるっちゃうよね。

K:そこの差が出てきますよね。そこがデメリットですよね。
お金がある人は情報を得られて、お金がない人は得られないという差が生じてしまうのは民主制の危機でもあるのではないかと思いますね。

C:それこそメディアの在り方を考えていかなければなと思いますね。
ここでもう2曲選曲をお願いします!

K:ALFRD(アルファルド)で「Anywhere」、Shnayhon Yoso(シュネイハン ヨソ) の「119」を2曲続けてお聞きください!


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