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The Diary

J Dilla
The Diary
伝説的なヒップホッププロデューサーとして名を馳せ、2006年2月10日、32歳というの若さで惜しくもこの世を去ったJ Dilla。その彼の、最新作にして未発表ボーカルアルバム『The Diary』は、全16曲中、4曲をDilla本人がプロデュースし、他9名のプロデューサーが参加している。全16曲収録された本作には、ゲストアーティストとしてレーベルオーナーであるNASをはじめ、Snoop Dogg、Kokane、Questlove、Bilalが参加。さらに、プロデューサーとして、J Dillaの盟友Madlibや、Pete Rock、Hi-Tek、Waajeedなど、名だたるプロデューサー/ヒットメーカーが参加している。
中なかでも最も注目されているのは、Snoop DoggとKokaneという2大西海岸ラッパーを起用した楽曲「Gangsta Boogie」。Hi-Tekによるジャジーなトラックがマッチした、ポップ・ギャングスタ・チューンに仕上がっている。さらに今年3月に米テキサス で開 催された音楽祭SXSWでサプライズ公開された、NASをフィーチャーした話題の楽曲「The Sickness」を含む2曲が日本盤CDとiTunesボーナストラックとして収録されることが決定。
さまざまなプロデューサーによる楽曲が収録されているにも関わらず、J Dilla色で統一されている本作は、ヒップホップのマスターピース作品として永久保存盤になるだろう。


1.The Introduction
2.The Anthem feat. Frank & Dank
3.Fight Club feat. Nottz & Boogie
4.The Shining Pt. 1 (Diamonds) feat. Kenny Wray
5.The Shining Pt. 2 (Ice)
6.Trucks
7.Gangsta Boogie feat. Snoop Dogg & Kokane
8.Drive Me Wild
9.Give Them What They Want
10.The Creep (The O)
11.The Ex feat. Bilal
12.So Far
13.Fuck The Police
14.The Diary