さまざまな楽器メーカーが新製品を発表することで有名な、アメリカで開催されるNAMM Show。2018年のNAMM Showで、レコード針やタイムコードレコードを使用せずに、DVS(Digital Vinyl System)タイムコードをワイヤレスで送信し、DJソフトウェアをコントロールすることができるシステムが発表された。
その製品名はPhase。パリのMWMというデジタルDJ用のアプリなどを得意とするメーカーが製造したようだ。そのシステムは動画を見てもらえれば分かる通り、レコードの上にUSBスティックくらいの大きさの発信器を置き、ワイヤレスでDVSタイムコードの情報をレシーバー側へ送信、レシーバーからタイムコードの信号がDJミキサー(DVS対応機器)にラインで出力される仕組みのようだ。RekordboxやTraktor、Serato などのDJソフトウェアに対応しているとのこと。
このシステムにより、レコード針を使用する上で起こりえるトラブルはなくなるのだろうが、実際の操作感やワイヤレスシステムの欠点である信号の遅れなどが気になるところだ。詳細は以下の動画とホームページを参考にしてほしい。
https://www.phase-project.com/
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