いよいよ夏本番、夏休みの準備は整いましたか? 今年の夏を特別なものにしたい、そんなあなたにオススメする8月の海外フェス3選!
Neopop Festival 2018(ポルトガル・ヴィアナ・ド・カステロ)
8月8日〜11日
http://neopopfestival.com/
1250年代の文化遺産を有し、現在は造船業やワインの産地としても知られるポルトガルの北部・海岸沿いの街ヴィアナ・ド・カステロにて開催されるNeopop Festival。
ポルトガルのベストテクノ系フェスティバルと称されており、開催場所は大西洋沿岸、絶好のロケーションに位置する城の跡地Castelo Santiago da Barraだ。ラインナップには、大御所Jeff Mills、Josh Wink、Ben Klock、 Nina Kraviz、Solomun、Ivan Smagghe、そしてRicardo Villalobosなどが名を連ねており、そこに地元ポルトガルや欧州の注目アーティストがバランスよく配置されている。日本からは先のSonarバルセロナで貫禄あるプレイで話題をさらったDJ NOBUが出演する予定となっている。
ポルトガルの歴史を感じられるシチュエーションで4日間に渡り繰り広げられる、大御所アーティストの共演をぜひ目撃してください!
なお、ホームページには地元の宿泊施設も紹介されているので、興味を抱いた方は早めにチエック。
MUTEK Montréal 2018(カナダ・モントリオール)
8月22日〜28日
http://www.mutek.org/en/montreal/2018
2000年にカナダ・モントリオールでスタートしたMUTEKが、今年で19回目の開催を迎える。近代テクノロジーを駆使したエレクトロニックミュージックに、オーディオビジュアルのデジタルアートが話題のフェスティバルであり、MUTEK.JPとして東京でも開催されているので、ご存知の方も多いであろう。
今回のMutek Montréalにおいては女性のデジタルアートと、ライブアーティストがメインにフォーカスされており、ラインナップにはベルリン在住のイタリア人Caterina BarbieriやフランスのベテランChloé、2017年にリリースしたアルバム「Weightless」で脚光を浴びたスペインのJASSS、北欧ノルウェーの新鋭Charlotte Bendiks、そして日本からはAkiko KiyamaがAalko名義で出演などと、近年活躍目覚ましい女性アーティストが多数登場する。もちろん女性のみならずAcid Pauli、Clap! Clap!、Equiknoxx、Anthony Linell aka Abdulla Rashimをはじめとする世界最前線のアーティストたちもライナップされている。
MUTEK.JPを体験した方はもちろん、MUTEK未体験の方もこの芸術とテクノロジーの架け橋となるフェスティバルを本国カナダでぜひ体験してもらいたい!
Paral·lel Festival(スペイン・グアルディオラ デ ベルグエダ)
8月31日〜9月2日
http://www.parallelfestival.com/
スペインはカタルーニャ地方のフランスにほど近く、国立公園に囲まれた絶好のロケーションGuardiola de Berguedàで開催されるアンダーグラウンドなエレクトロニックミュージック野外パーティーParal·lel Festival。日本ではまだ知られていないであろうこのフェスは、欧州のコアなパーティーフリークの間で、昨年から口コミで人気が広がっている。絶好のロケーションもさることながら人気の理由のひとつに、3日間に渡り1つのステージのみでエクスペリメンタル、アンビエント、テクノの美学を深く探求していることが挙げられている。
その硬派なこだわりが垣間見えるラインナップの中には、ドイツの人気テクノレーベルOstgut TonのTobias.、ロシアの女性テクノDJ・ Dasha Rush、UKのベース・テクノ・エクスペリメンタル最前線を聞かせてくれるForest Drive West、デトロイト出身The Bunker New YorkのベテランDJであるPatrick Russell、アムステルダムのクラブDe Schoolのレジデントで、Red light Radioのレギュラーも務めるIzabel、そして日本からはWata Igarashiも名を連ねている。
欧州のコアなテクノフリークに人気のParal·lel Festival、ディープかつエクスペリメンタルなテクノ系の音楽好きにはたまらない3日間となるのではないであろうか。
06
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