4月2日(土)3日(日)に新木場"ageHa"で開催された音楽とメディアアートの祭典「SonarSound Tokyo」が、大好評のうちに幕を閉じ、震災後の新しいジャパンカルチャーの再生に大きな希望をもたらした。
両日ともに大盛況であった同フェスは、東京で開催されるのは今回が4回目。震災後初となる大型フェスだけに期待が高まった。4つのステージでは 30ものパフォーマンスが繰り広げられた。
急遽出演が決定し、ロンドンから東京まではるばる24時間をかけて来てくれたKarl HydeとDarren Priceは、エモーショナルなDJセットを披露。ラストはKarl Hydeが"Born Slippy"を歌い上げフィナーレを飾った。Flying LotusはDorian Conceptがキーボードを務める新体制となってから、初となるライブを披露。彼らなりのフューチャリスティックジャズを体現した。Battlesはリ リースが待たれるニューアルバム「Gloss Drop」からの楽曲をここ日本で世界初演奏。
Y.Sunaharaはオーガニックエレクトロニカサウンドをバンドセットで披露した。また震災の被災地域である仙台を代表し、DJ KENTAROがステージに登場。逆にこちらが勇気と希望を分け与えられるような、熱いセッションとなった。
このほかにもKode9、BFlecha、Mweslee、Dorian Concept、Ryoji Ikeda、DJ Krush、Masakatsu Takagiらが熱演。オフィシャルフォトが届き次第、レポートページにて紹介するのでお楽しみに。
またオフィシャルウェブにはフォトギャラリーもアップされているのでこちらもチェックしてほしい。
3月23日~4月1日に販売された本家「Sonar Barcelona」および「Sonar Galicia」のチケット収入、グッズの売り上げ、および収益を日本赤十字社に寄付することを表明。今回の震災で犠牲になった人々の復興支援に少しでも 役立てたいとしている。
■「SonarSound Tokyo」オフィシャルフォトギャラリー
http://2011.sonar.es/en/galeria-sonarsound-tokyo-2011.php
■::. Sonar .:: International Festival of Advanced Music and Multimedia Art
http://2011.sonar.es/en/
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