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NYハウスの黄金時代が見える本

NYハウス、ひいては現在のハウスの原点とも言える伝説的クラブ「PRADISE GARAGE」(パラダイスガラージ)の設立から終焉までの光と影を、PRADISE GARAGEの後援者であり、WEST END RECORDSの創設者であり、「ディスコのゴッドファーザー」とも称される筆者Mel Cheren(メル・シェレン)が、自らの半生と共に綴った書籍「パラダイス・ガラージの時代」が9月22日、ブルースインターアクションズより発売される。のっけからゲイであった筆者がいかにして音楽業界でのし上がってきたかという話から始まり、伝説のクラブがいかにして生まれ、そして繁栄して行ったかということが、70年〜80年代のゲイカルチャー、そしてクラブカルチャーと共に語られており、当時、NYで最先端のクラブ文化を謳歌していた人はもちろん、最近になってハウスミュージックに傾倒するようになった人にとっても興味深い話が満載の本に仕上がっている。読み終わると、ハウスといえば、いまだにNYだ、ガラージだ、というオジサンたちの「アツい想い」がドカーン!と理解できるようになります!また、カミングアウトに社会的制裁が加わる危険を覚悟する必要があった時代から、社会的に認知されるまでになったゲイカルチャー/コミュニティーとクラブ文化の関わりについての背景と成り立ちを知る上でも貴重な一冊!!

パラダイス・ガラージの時代
〜NYCクラブカルチャー光と影〜 上下巻
著者:Mel Cheren
訳者:門井 隆盛
発売日:2006年9月22日
出版社:ブルース インターアクションズ
価格:上下巻共 2,625円(税込)
ISBN: 4-86020-176-0(上)、4-86020-177-9(下)

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上:http://www.amazon.co.jp/gp/product/4860201760/sr=1-1/qid=1158648870/ref=sr_1_1/503-3181059-3524713?ie=UTF8&s=books
下:http://www.amazon.co.jp/gp/product/4860201779/sr=1-2/qid=1158648870/ref=sr_1_2/503-3181059-3524713?ie=UTF8&s=books