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Technicsのターンテーブル「SL-1200GAE」、33万円で6月24日発売

 今年の1月に発表され話題となったTechnicsの新ターンテーブル「SL-1200GAE」と「SL-1200G」。昨日3月24日に「SL-1200GAE」が33万円(税抜)で6月24日に発売されることとなった。予約受付は4月12日から販売店で行われる。

 今年1月に行ったTechnicsスタッフへのインタビューでは、アメリカでの「SL-1200GAE」の発売を2016年の夏頃、価格を約4,000ドルで予定されていた。2016年3月25日のレート(約113円)で換算しても約45万円だ。前モデルのSL-1200MK6は発売当時の市場価格が7万~8万円だっただけに、その大きな開きからDJたちからは驚きの声があがっていたのも事実。ただ今回発表された2機種は、DJ用途はもちろん、Hi-Fiアナログプレーヤーとしての性能になっている点が大きい。
「DJの方に使っていただくことは当然考えていますので、スイッチ類の配置は従前のSL-1200MK6をそのまま引き継いでいますが、今の技術にすべて置き換えて精度を上げているので、性能的にはHi-Fiのお客様にも満足いただけるような高安定性なものになっています」
※Technicsの新ターンテーブル「SL-1200GAE」と「SL-1200G」は、これまでと何が変わったのか?より引用。
http://www.clubberia.com/ja/news/5589-Technics-SL-1200GAE-SL-1200G/


 「SL-1200GAE」はTechnicsの50周年記念モデルで世界1200台限定で発売される(日本は300台限定)。トーンアームにマグネシウムを使用するなど、一部高品位なパーツを採用され、本体天面にシリアルナンバーが刻印される。「SL-1200G」は「SL-1200GAE」と同価格(発売日は未定)が予定されている。

 Technicsスタッフが「“伝統の音響テクノロジー”と“先進のデジタル技術”を融合させ“ダイレクト・ドライブを再定義する”との思いで開発しました」と語る新ターンテーブル。早くクラブのサウンドシステムで聴いてみたい。


特徴:
・ダイレクトドライブターンテーブルを再定義する新設計
・ツインローター面対向式 コアレス・ダイレクトドライブモーター
・ダイレクトドライブモーターコントローラー
・マグネシウムパイプ採用高精度トーンアーム
・重量級ターンテーブルプラッター
・αGELR使用重量級高性能インシュレーター

回転数:33 1/3、45、78r/min
回転数調整範囲:± 8%、± 16%
ワウ・フラッター:0.025% W.R.M.S (JIS C5521)
SN比:78dB(IEC 98A Weighted)
トーンアーム形式:ユニバーサルS字形トーンアーム スタチックバランス形
オーバーハング:15mm
適用カートリッジ質量:14.3g~28.5g(ヘッドシェル含む/付属ウェイト2種)
寸法(幅 × 高さ × 奥行):453 × 173 × 372mm
質量:約 18kg
カラー:-S(シルバー)
出力:PHONO端子 × 1 / アース端子 × 1
電源:AC 100V、50/60 Hz
消費電力:12W(電源オン時)

■Technics
http://jp.technics.com/

■Technicsの新ターンテーブル「SL-1200GAE」と「SL-1200G」は、これまでと何が変わったのか?
http://www.clubberia.com/ja/news/5589-Technics-SL-1200GAE-SL-1200G/