DJ BAKU待望のセカンドアルバムリリースのニュースが届いた。リリース日は4月5日。タイトルは「DHARMA DANCE」。
前作のMPC2000のみで作った音とは違い今回は新たに生楽器でギター、バス、ドラムと中国の弦楽器二胡をもサンプリングとミックスさせて全曲において今だなかったようなダンスミュージック、ヒップホップ、音楽を表現しようと試行錯誤のすえ、完成した。
mini moog、NORD READ、TR-808、SP1200、JUNO-106、MICRO KORG、etc...... 様々な機材を今回より導入、そして幾度のリミックスやトラック提供でスキルアップした制作工程。
「まだ誰もやっていない、みていない光景を誰よりも自分がはやく観たかった。」 そんなBAKUの思いがこのアルバムには込められている。
<今回のアルバム、曲のタイトルについて from DJ BAKU>
今回のアルバムは「DHARMA DANCE」(ダルマダンス)、仏 教語のDHARMAをかりたタイトル。
DHARMA、色々な意味がありますが僕は「法則」という意味合いで使って ます。 法のダンス、まるで自然の法則、人間界の常識かのようなダンスミュージックというタイトルです。 曲タイトルにもいくつか仏教用語がミックスされたものがつけられてます。
ですが僕はインドで修行したわけでも仏教徒でもないです。 ここ何年かで日本以外でも何度かDJをしていく内にもっと世界中の人にも共通項のあるタイトルにしたくてコレにしました。 あと自分の神に対する考え方が禅の教えと近かった事、バクという名前 が釈迦如来そのものを表す言葉だったということ 自然にそれが繋がって仏教語をとりいれようと思ったのもありますね。 ファーストアルバム以降はサウンドのクオリティを段違いにアップさせるためリミックスや機材の購入にも力をいれてきました。 今回もサンプリングから全てがはじまるというのは基本ですがそこに、 mini moog、SP1200、808、SH、nord read、 micro korg、JUNO‐106、SP-404 etc...... これらのアナログ機材やシンセを新しく導入、そこにさらに生楽器でギター、バス、中国の弦楽器二胡もとりこんで作業にのぞみました。 そして特にビートとバスを充実!タフなサウンドに仕上げました。
ファーストアルバムがターンテーブリストとしての提示だとしたら、2ndはトラックメーカーとして新しい提示と飛躍を試みた作品! なので今回はコスリは少ないです。 そして前回と違うのはヒップホップの90前後からハウスなどの120〜、ダブステップの140〜etc..... 様々なBPM、様々なタイプの曲を収録したこと。
今回で更に僕はヒップホップのDJとは思われない事でしょう、そして今だ思われていないことも十分理解しているし、 何よりも自分自身がいわゆる海外の流行と同じ事をしようとは思ってい ません。 しかし世界の誰よりも僕自身がまだ誰もやっていなヒップホップの 光景、誰もみていないDJミュージックの光景を観たかった。 そのためには新しい音楽を作るしかないと思ってます。 このアルバムは僕のキャリアでとても重要な作品になると思います。 ダンスミュージックとしてのグルーブに+法則のテーマを込めた 「ノリと意味」の融合。僕の考える究極のDJミュージックです。
DJ BAKU
22
DEC
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