近代の電子音楽の礎を築き上げたKraftwerkのオリジナルメンバー、Florian Schneider(フローリアン・シュナイダー)が、Kraftwerkを脱退したことをファンサイトが報じた。1960年代にデュッセルドルフ芸術学校にてF.シュナイダーとR.ヒュッターが出会ったことにより始まったKraftwerk。「アウトバーン」のヒット以降、その後様々なダンスミュージックに影響を与えてきた。アフリカ・バンバータやMODEL500なども彼らから影響を受け、その後のエレクトロヒップホップやデトロイトテクノにも影響を与えてきた。
彼の脱退により残されたオリジナルメンバーはRalf Hütter(ラルフ・ヒュッター)のみ。今後もグループはツアーを積極的に続ける予定で、3月15日のメキシコシティ公演を皮切りとした、Radioheadとの合同南米ツアーも発表されている。
以下ファンサイトより抜粋。
フローロアン・シュナイダーがクラフトワークを脱退します。
フローロアン・シュナイダーは40年に及ぶラルフ・ヒュッターとのパートナーシップののち、クラフトワークを去ることとなりました。
この2人の結びつきは数々の素晴らしい音楽と、音楽技術の躍進を生み出してきました。
フローリアンは素晴らしいミュージシャンであり、常に完璧な音楽を追い求めてきました。精査され、完全を目指した音使いとボコーダーサウンドは、完成度を高めることを実現させてきました。
クラフトワークが長年培ってきた音楽に、僕たちは感謝しています。
そしてフローリアンの新しい活動と、新しく生まれ変わったクラフトワークの成功を祈っています。
■Synthtopia記事「Florian Schneider Leaves Kraftwerk」(ニュース元)
http://www.synthtopia.com/content/2009/01/05/florian-schneider-leaves-kraftwerk/
■Kraftwerkファンサイト
http://kraftwerk.technopop.com.br
■Wikipediaクラフトワーク(参考)
http://ja.wikipedia.org/wiki/クラフトワーク
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