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Dachambo CD HATAのMachine de Music コラムVol.68
コロナのマーチ


clubberiaを御覧の皆様こんにちは

普段は「お日柄も良く~」的なご挨拶から始めるこのコラム
皆様、なかなかまぁまぁな今日この頃だと思いますが、いかがお過ごしでしょうか

何年か後、社会の教科書には“2020年コロナ騒動”は近代史として大きく取り上げられているのではないかと思います。

そんな時代の真っ只中、CD HATAがどんなことをやっていたのか、このコラムにWEBアーカイブとして綴っておこうと思います。

コロナウイルスは2019年末ごろから、あれあれ?という状況が始まっていたのですが、日本で騒がれはじめたのは2月から3月に入ってからだったかな?
これを書いている4月中旬現在「緊急事態宣言」も出されつつも、日本はまだ海外に比べ緩やかではありますが…

とはいえ、ミュージシャンは音楽を奏でることが本望ですので、何かしら創作活動をしていく毎日です。

ライブハウスやクラブでのイベントは自粛&制限の中、ネット上でのアウトプットで面白いことをやっていこうかなと。

以前から海外の人に「おまえのBandcampのアカウントはどれ?」って聞かれることが多々あり「自分のアカウントはもってないんだけど、いろいろなレーベルからリリースしてるからココを見てみて」って答えてたんだけど、自分のアカウントを作って、自分の新しい音楽を公開してこう!と常々思っていたので、これを機会に3月末に自分のBandcampのページを作りました。

正統派のテクノのトラックは、UKやイタリアのレーベルからもリリースが決まっているので、Bandcampではもっとエッジーな音楽を公開していこうという作戦
まずは以前リリースしたアンビエントアルバム”Five Phases Theory”から6年ぶりに“The Seven Composition”という、ちょっとエクスペリメンタル寄りのアンビエント作品を公開しました。


テクノトラックっていうのはダンスミュージックとしてリズム重視なので、シンセサイザー好きな自分としては、まずはシンセ音を全面に出した作品を押し出したかったのです。
といってもメロディーうんぬんじゃないので、電子音の周波数と音像で勝負です!!
某アンビエントレーベルとリリースの相談もしていたのですが「今だな!」と思ったのと、Bandcampを使ってみたかったので一番最初はこれにしました。


でもって、同時進行で創っていたリズムのある音楽(といっても一筋縄ではないリズム)を次に“Unsystematic fragment”を公開させました。


ランダマイズさせたリズムトラックの生成に凝っていて(その方法をTips的に今度ここで紹介しようかな?)、その手法で作ったリズムがふんだんに散りばめられています。


ちょうど同時期にアメリカ人の友達Bearさんから「新しくエクスペリメンタルミュージックのユニットはじめたよ!」と連絡がきて、またコラボレーションしようよ!という流れになりました。

Bearさんは、このコラムのココでも書いているアメリカツアーの時や、ココでも書いているバーニングマンの時にお世話になっている人です。



彼はモジュラーシンセを使った音楽も作っていて、Spliceを使ったオンラインのコラボレーションコミュニティーをはじめたとのことで、さっそくそれに参加しました。

SpliceはDJ界隈では、サブスク型のサンプル素材販売サービスとして広まりましたよね。
クラウド型コラボレーションのサービスも提供していて、ギガファイル便などのオンラインストレージでやりとりするよりも、若干スマートに作業ができるので、この分野の発展は今後期待している所です。

そこにアップロードされていた3曲に、ランダマイズさせたリズムをのせたり、いろいろなエディットをしたバージョンを作って送り、完成させていったのです。
その3曲もBearさんのBandcampで公開されているので是非聴いてみて下さいね。



コラボレーションといえば、インドヴァイオリンの金子ユキさんと2017年から一緒に曲作りをしていたんです。
お互い東京と名古屋に住んでいるのもあり、ネット経由での制作を経てフルアルバムが完成し、視聴も最初の3曲がスタート



今春リリース予定でしたが、コロナの影響でそれが延期に…



そんな中、レーベルFABIENNEがゆかりのあるミュージシャンを集めて、ドネーションプロジェクト「フレンズシップス」を立ち上げ、コンピレーションアルバムを作ることになりました。

FABIENNEは、このコラムVol.67『rooms 40』に潜入!!でも、仲間達と一緒にアレやコレやしたレーベルです。

今回のコンピレーションアルバムには、Flash of Life / CD HATA×Yuki Kaneko+HADOU アルバム未収録のリミックス曲を提供しています。
ちなみに森本晃司さんのアニメーションイラストデータもまた素晴らしい!!
コチラをチェックよろしくお願いします!!



引き篭って、音に向き合う時間が必然的に多くなっているタイミング
同じように引き篭り作業に没頭している、Arduinoを使った動画を作っている女子が登場

Arduinoというのは、名刺サイズのマイコンや入出力ポートを備えた基板
ハードウェアとソフトウェアの2つの知識を使い、電子工作ができるんです。
学習用途からメディアアート作品、IoTプロトタイプ制作まで幅広く使われているマイコンボードで遊んじゃおうって動画にCD HATAが音をつけています。



AIちゃんはダンサーなんですが、こんなこともやっていたとは!!
でも確かにLEDが仕込まれたものを使って踊っていたり、センサー制御でのパフォーマンスしてたりしたもんなぁ~

LED TUTORIALS LABOのシリーズ化は、CD HATA的にも楽しみにしています!!


そしてCD HATAは、デジタル、アナログ、ハード、ソフト、多くの技術的、アート的表現をできるクリエイティブ集団、インビジブル・デザインズ・ラボのinvisi fellowsに所属することになったんです!!


インビジは「見えないものこそ大切だ」を信条とするクリエイティブチーム
神は見えない、心は見えない、アイデアも音も「見えない」存在
この世界で大事な事は得てして「見えない」ものです。
そんな「見えない大切なもの」を人々の心に喚起させ、表現し、そこに存在させる。

このチームで面白いことをやっていこうと思っています。

これに関してはまた詳しくこのコラムでも追って書いていきますね。
まずはご報告までにです。

今を乗りこなしつつ、突き進んでいければと思っています。
新しいことにチャレンジする機会に感謝です!!

CD HATA