INTERVIEWS

RORO

 
- 音楽を通して新たなことにトライし続けること自分自身をクリエイトし続ける事、他と違う異色性、進化し続ける事とアートを通して自身のストーリーを伝えていく事。-
 
 
- ROROさんの音楽背景について教えてください。


出身はサウスアメリカに近いフロリダ州のオーランドで、ミュージシャンだった父親の影響を受け、7歳で音楽をスタートしました。父は、主に90年代にマイアミを中心に流行っていたBass Era(ベースミュージック)を代表する有名なプロデューサーでありヒップホップアーティストでした。そんな父を尊敬し、自分も音楽の道へ進むことを決め、”5 lil Shorty’s”(ファイブリルショーティーズ)というキッズラップグループをスタートしました。当時は各地でイベントやショーに参加し、アメリカでは誰もが知っているナショナルTV番組「ジェニージョーンズショー」にも出演パフォーマンスを行ったり。12歳ごろからソロ活動を開始し、様々なアーティストをプロデュースしたり、楽曲提供をしたりしていました。そんな時、沖縄でのチャリティーイベントのオファーがあり、その時初めて日本に来ました。そのイベントを通してシンガーソングライターののRISAに出会い、一緒に音楽をするようになったんです。

  - なぜ日本で音楽をしようと思ったのですか?

実を言うと、ただ自然とそうなっていったというべきか、まさか自分が日本で音楽活動をするなんて想像もしてなかったことなんです。

私が初めて日本に訪れたのもイベントに出演するためだけだったのですが、そのイベントでシンガーソングライターのRISAと出会い、一緒に楽曲制作をしていくうちに音楽を通してRISAとは特別なコネクションを感じるようになりました。そのうち今自分が音楽をクリエイトしていく場所はここだと感じるようになり、今までとは違う何か新しいことをクリエイトしたいと思うようになりました。また、音楽家である自分の中に新しいレールを築きあげてみたかったというのもありますね。それからアメリカンレコーディングアーティスト in Japan!のチャレンジライフが始まりました。「もし外国で何か大きなことを達成(成功)することができたならば、自分は世界中どこでもやっていけるんじゃないか?」 と思い、日々挑戦し続けています。そして幸運なことに今のところ順調です。

  - ROROさんはパートナーのRISA KUMONさんと色んな楽曲制作をされていますが、実際RISAさんのどういった音楽性に魅かれてお互いパートナーとして組むことになったのでしょうか?

来日2日目にRISAのライブパフォーマンスイベントがあって、その時初めて彼女の歌を聞いたのですが、その時彼女のボーカル能力とずば抜けた才能に驚きました。すぐに一緒に音楽をしたいと思いましたね。その後すぐにお互い意気投合し、パートナーとして今でも一緒に音楽をやっています。RISAは最高のアーティストとして認められるべきシンガーソンライターであり、私は彼女の音楽性を信じています。私たちが共に制作した作品すべてを世界中の人に聞いてもらえる日が来るのが待ち遠しいほどです。

RISA KUMON Official website

 
- ニューシングル「Doesn’t mean I’m lost feat RISA KUMON」は何にインスパイアされて生まれたのですか?

それは成功者たちのネバーギブアップ精神。例えば、ウォールト・ディズニーは務めていた新聞会社で想像力やオリジナルアイディアがないと首になっていたり、マイケル・ジョーダンは高校のバスケットボールチームから外されたりと、一度は挫折を経験している。偉人だからと言って誰もが初めから成功できた者はいないということ。成功者には結果にたどり着つくまでに続く長いストーリーがあるということが自分にとって大きな励みになった事から、がんばっている他の人たちにもこのメッセージを伝えたいと思ったのです。それはノックダウンされたから終わりではなくて、打ちのめされた後にどう立ち上がるかということが1番大事なポイントだと思ったから。


「Doesn’t mean I’m lost feat RISA KUMON」iTunes Store
  - 新しいビデオブログ“ROROTV”エピソード1「イントロダクション」が公開されましたが、このシリーズはどのような企画なのでしょう?

日本に住んでいる貴重な時間は、とても特別で興味深い経験だと思い、このシリーズを始めることにしました。ただ、アメリカの人たちに日本での生活を見せたかったのではなくて、日本で挑戦するアメリカンレコーディングアーティストとしての一面をワールドワイドに紹介していきたかったのです。実際にいろんな人から日本はどうだ?とよく聞かれるし、だったらビデオブログで自分の事を知らない日本人や海外の人たちに音楽活動を通してパーソナリティーを紹介していこうと思ったのです。ビデオビジョンだとオンタイム字幕で見れるからコミュニケーションが難しい異国で自己紹介出来るいいチャンスでしょう?


ROROTV Youtube
 
- ROROさんの音楽は、ユニークで他にない新しさがありますね。どうやってその独自性豊かなスタイルをキープしているのですか?

特に話題性がない物事にも興味を持って触れてくようにしています。それに制作や作詞作業を通して常に自分自身をリクリエイトしていくことにトライしています。時々、無難に誰もがしているワンスタイルだけに取り組むアーティストを見るけど自分のスタイルはまるで真逆で、新しい楽器や機材、プログラムなど常に新しいことを試してみたい。音楽を通して新たなことにトライし続けること自分自身をクリエイトし続ける事、他と違う異色性、進化し続ける事とアートを通して自身のストーリーを伝えていく事。これこそがアーティストの精神だとも思うしね。

  - トラックを作り上げる際の工程は決まっていますか?プロセスを教えてください。

その時次第ですね。時々トラックをクリエイトするときにトピックが必要だったり、そうでない時もあったり。いろいろな場所で作業をすることが多いので、プロセスはよく変わります。その時の環境とフィーリングで制作しています。

  - 異国日本でヒップホップシーンに入っていくことは難しくないですか?

初めはとても難しかったです。言語が得意でもなければ、日本人でもない。でもやっていくうちに音楽に言葉はさほど問題ではないと改めて気づかされるんです。音楽がグッドサウンドである限り、言語が違おうがリズムが違おうがその音楽は受け入れられるんです。現にそういう曲はたくさん存在します。「Macarena」「Gangnam style」「オリジナル坂本九のSukiyaki(上を向いて歩こう)」などなどワールドワイドで成功している国際アーティストはたくさんいます。しかし、ほとんどの人がそれらの曲の歌詞を理解していないにも関わらず、世界中で愛され、サポートされ続けている。ミュージックとは、結局は音を楽しむ事なんです。人種やジャンル、個々の言語は関係ない。「If your music is good you will be heard and accepted.(あなたの音楽がよい音楽ならばその音楽は伝わり受け入れられる。)」この理論と共に音楽と生きてきて間違いはないと確信しています。

  - どうやってプロデュースの仕方を習得したのですか?

実はすべて独学なんです。キッズグループをしている時は父が楽曲をプロデュースしてくれていたのですがグル―プ解散後父は忙しくなり、音楽を教えてくれる人が周から忽然といなくなってしまいました。それを期にトラック制作やレコーディング、ミキシングまで無理やりながら1人で勉強しました。第1歩は、いろんなプログラムをリサーチし、ビートの作り方を探り、そしてとりあえずビートを作ってみる。チャイルドフッドの友人から音楽制作プログラムをCDに焼いてもらい家に持ち帰っては、そのプログラムを攻略するのに途方もない時間を費やしひたすら制作に没頭する日々を送っていました。制作に慣れてきた頃歌詞と曲を1つにするレコーディング作業を始め、セルフレコーディング、ミキシングの仕方など慣れるまで学び続けました。今でも毎日音楽の新しいことを学び続けています。アーティストとして成長していくためにももっと学び続けたい。だから常に何か新しい事を探しては試行しています。

  - どんなプログラムを使って制作していますか?

多種多なプログラムを使っていますが、代表するならばReason, FL studios, Protools, Maschineなどなど。それぞれでクリエイトしたものを1つのトラックとして制作したり、その時の気分や制作したくなった時に持ち合わせている機材を使ったりしてトラック制作をしています。

  - ヒップホップカルチャーではフリースタイルは欠かせないパフォーマンスですが、フリースタイルはしますか?

それはもちろん!私が思うに、本当にリアルなアーティストにフリースタイルは欠かせないもの。常にしなくとも必ずやってみたことはあるはず。特に映画「8 mile」が出たころは誰もがやっていたでしょうけど。私の場合は音楽始めた小さいころから今に至ってもフリースタイルをよくやっています。作品のほとんどはライティングしたものですが、スタジオにいる時やビートを制作している時、ただビートを耳にした時など週刊的によくフリースタイルをしてその時の気分やフロウ、アイディアを出していますね。大体のベストソングはそんなフリースタイルから生まれたといえるでしょう。

  - フリースタイルバトルに参加したことはありますか?

ええ、数回ほど10代の時にバトルに参加したことがあります。結果は5勝0敗! バトルの場は、学校やパーティー、コンテストなどさまざま。特に思い出深いのはフロリダのメジャーラジオ「102Jamz」が主催したフリースタイルコンテストに出場した時。当時16歳と若くやたら自信満々だった。会場もクラブで行われとても刺激的で興奮しましたね。今となってはソングライティングが主になっていますが、乗れるビートが流れればいつでもフリースタイルのムードになりますね。

   
- マイストーリーに関わる全ての事柄を人生のジャーニーの一部として制作された作品なのです -
 
 
- 新しいことに挑戦することが好きだということですが、これまでに日本の楽器やサウンドなどをビートや曲に取り入れたことはありますか?


あります!すでに、琉球三振、琴、太鼓、尺八など沖縄にいるときにそれらの音を取り入れてビートを作ったことがあります。成長期によく空手映画や侍映画を見ていた時に子供ながらに映画の中の異色なサウンドに魅了されていたのを覚えています。その影響もあってか、アジアンの楽器やサウンドを使ったトラック制作は日本に来て真っ先に始めました。すでに自分の中でやるべきリストに入っていましたから。

 
- 日野皓正さんとDj hondaさんからなるヒップホップ+ジャズコラボプロジェクト”h factor”のツアーではRISAさんと共に2日間ライブ出演されていましたが、いかがでしたか?

それはもう楽しくて思い出にのこる経験でした。Dj Hondaさん、日野皓正さんは2人とも日本人でありながらアメリカでミュージシャンとして成功してきた人たちの演奏に、とてもインスパイアされました。これほど長い間、人生を音楽に捧げつ続けてもまだ音楽に対する愛を感じ取りました。それは私にとって音楽とは、やはりパワフルなものなのだと同じインターナショナルミュージシャンとして新たに思い知らされました。

  - ROROさんがアーティストに曲をプロデュースする際、何を重視していますか?

アーティストが持つテイストにできるだけマッチさせたオリジナルなトラックを作れるように努力します。トラックが完成した時に、アーティスト自身が描いていたビジョンのサウンドだと心とフィーリングで感じ取れるもの、もしくは新たなビジョンが浮かび上がる作品を作りたい。だからトラックができたから終わりではなくて、トラックと歌詞が完全に繋がるまでアーティストと関わって完成させるのが私のスタイルです。

  - ROROさんがセルフプロデュースされたファーストEP『Road to Success”(成功への道)』が今年リリースされる予定ということですが、この作品につけられたタイトル名の由来について教えてください。 

このタイトルを選んだ理由は、ファーストEPに取り組むにあたってのプロセスが自分自身の「Road to success(成功の道)」だと感じたからです。皆何かを成し遂げるためにそれぞれのロードに立っているのだと私は思います。だからその中の1人である私のストーリーを作品にすることにしました。このEPは私の冒険であり、このプロセスは私をここまで導いてきたんです。このEPには短編ストーリーがあり、幼き頃のチャイルドフッドやアメリカ出身アメリカ育ちの自分がミュージシャンとして日本で生活をしていく生い立ちに加え、マイストーリーに関わる全ての事柄を人生のジャーニーの一部として制作された作品なのです。よって、「Road To Success」とタイトルをつけました。

  - どこでROROさんにトラックプロデュース依頼のコンタクトを取ることができますか?また、今後の活動についての情報をチェックする事ができますか?

オフィシャルウェブサイト ROROMUSIC.COMより依頼やオファーのコンタクトを受付しております。また、アップデートやブログなどもリンクしてあるのでHPをチェックしてみてください。

RORO Official Website

 
- 今年はどんな活動や政策を期待できるでしょうか?

今年はファーストEP 「Road To Success」が1番の目玉になるでしょう。さらに最新ミュージック、トラック制作にRISAの最新ミュージックも期待していてください。ビデオブログ”ROROTV”からも最新エピソードをリリースしていくのでSTAY TUNED!
 
- ROROさんの音楽はどこで聞くことができますか?

Official website ROROMUSIC.COM またはSoundcloudのサイトからも視聴できます。最新ステータスはFacebook、Twitter、Youtube、Instagramよりアップしているのでソーシャルメディアも宜しく!
 
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