INTERVIEWS

Inter FM897 x TOWER DOORS x clubberia「World Marketz」
放送アーカイヴ Vol.12

WORLD-MARKETZとは?

『世界のアーティストとレーベルを音楽を介して有機的に繋ぐ』をコンセプトに、2017年に誕生した音楽コミュニティ。これまでにオランダ、スペイン、インド、韓国など各国のDJやレーベルとの交流を推進。そのフラッグシップとなるInterFM897で毎週木曜日夜8時からお届けするするラジオプログラム。
レジデントDJのCARTOONを中心に、タワーレコード株式会社が運営する楽曲のキュレーションメディア「TOWER DOORS(タワー・ドアーズ)」、国内最大のダンスミュージックポータルサイト「 clubberia (クラベリア)」とメディア連動していく。



【radiko】
http://radiko.jp/#!/ts/INT/20200723200000

【公式Twitter】
https://twitter.com/897World

 



Cartoon(以下、C):今週、小峯さんが気になったニュースはありましたか?

小峯(以下、K):僕がお勧めしている、Pigeons & Planesというアメリカのメディアで面白い記事が上がっていました!内容は「アルゴリズムによって作られるプレイリストの世界の中で、人間はどういう役割を果たしているのでしょうか?」というものになります。

C:これは深いですね。アルゴリズムがその人の趣味などのデータからお勧めしてくれるわけですけど、要はDJができちゃうようなもんですもんね(笑)

K:そういうことですね!同じようなリズムパターンやメロディのものをおすすめしてくれるわけですからね。
例えば、Spotifyの「Discover Weekly」というプレイリストだと自分の好みの曲しか出会えず、その枠から出られないという話もありますよね。

C:ずーっと聞いちゃいますもんね。

K:この記事は、「リスナーがどのように聞いているのかを分析し、アルゴリズム化されたプレイリストがSpotifyやApple musicに存在していますが、テクノロジーがどんなに進化しようとも、人間の繋がりは常に私たちが音楽を共有し消費する方法の重要な部分であるだろう」と結論づけているんですよね。

C:いやぁ、難しいですね。要するに人間がどうやって介在するかってことですよね?

K:アルゴリズム化されておすすめされた曲でも、リスナーが聞いて「これ、すげー!」みたいな曲に出会えるかどうかは分析されたとしてもわからない部分なのかなと思いますね。

C:同じような音楽ばかり聴いていたのに、急に違う音楽を聴いたりすると実はすごい良かったって感じたりすることありますよね。

K:めちゃくちゃありますよね!僕が音楽にハマり始めた頃にThe Velvet UndergroundやRadioheadを聴いたときに、良さがわからなかったんですよね。でも、色んな音楽を聴いていくうちに、もう一度聞いてみると、「うわっ、めっちゃ良い!」ってなったんですよね。だから、どのタイミングにどうやって出会うかで楽曲の感じ方って異なってくるなって思いますね。

C:変わってきますよね!
今日はメッセージを
「人工知能によってパーソナライズされたプレイリストについてどんな印象を持ってますか?かなり頼ってますか?それとも好きな音楽は自分で掘って探しますか?」
というテーマで募集しています!
ここで、小峰さんから2曲紹介をお願いします!

K:一曲目がaiverの「silver wave」。二曲目が、JADHUの「Lightworker」です!

〜楽曲OA〜  


C:今日のメッセージテーマは「SpotifyやApple Musicの人工知能によってパーソナライズされたプレイリストについてどんな印象を持ってますか?かなり頼ってますか?それとも好きな音楽は自分で掘って探しますか?」ですが、
小峯さんのこの選曲はラジオでしか聞けないじゃないんですかね(笑)
普通にInterFmでも中々聞けないですよね(笑)

K:確かにかからないじゃないですかね(笑)
そこで出会えるものがあると思ってます!

C:そうですよね!

ここで、メッセージを紹介したいと思います!

ラジオネーム「ケミカルシスターズ」さん
「そもそもAIによってパーソナライズされることによって、無名のアーティストにとってはチャンスに広がることになったんですかね?」
どうですか?小峯さん。

K:これは、ケミカルシスターズさんのおっしゃる通りだと思います!
先程の記事でも、利点と欠点について書かれていました。
ストリーミング以降、新人アーティストがスターダムを駆け上がっていくことに役に立っているらしいです。
界隈や関連のアーティストの人の曲が流れてくることで音楽のシーンが見れるので、新人アーティストにとっては役に立ってますね。
SpotifyやApple Musicなどのプラットフォームによって色んなアーティストが平等に闘えるというか。

C:要は、メジャーなアーティストじゃなくてもあがってくるということですね!
例えば、マーク・ロンソンを聞いてた時に、マーク・ロンソンじゃないけど近いアーティストの人が聞かれる、みたいな。
マーク・ロンソンのファンが、その近いアーティストの曲をたくさん聞くことで、そのアーティストが伸びる可能性があるということですよね!

K:ストリーミングが登場する前は、暗い闇を駆け抜けるような印象だったのが、ストリーミングが出てきた後はケミカルシスターズさんがおっしゃったような無名のアーティストにとってもプラスの効果が得られてるんじゃないかなと思ってます。
その代わり欠点としては、アルゴリズムのパターンにハマってしまって、結果、似通った曲ばかり聴いてしまうんじゃないかということがありますね。

C:どうしても人工的な機能による、好きそうな曲を永遠とおすすめしていくようなものがあったりしますよね。
(人工的な機能によるプレイリストでは)もちろん心地よい形で似たような曲を聴くことができるけれども、さっきのaiverさんのような曲をいきなり聴いて、その直後にJADHUさんの曲を聴くことはないんじゃないですかね。

K:そうですね!
そういう系統の違ったものを流せるのがラジオの良さであり、人間の手が加えられてるものの価値でもありますよね。

C:まさに、World-MarketzやTower Doorsがやってることでもありますよね。

K:もう一個アーティストによる欠点をあげるとすると、アルゴリズムに当てはまらない(例:メロディーが合ってない)とプレイリストに入らないとか。
素晴らしいアーティストがいても放っておかれることがあるわけですよ!
そういうところ(アルゴリズムに当てはまらないアーティスト)をメディアやキュレーターが仲介して、プレイリストに手を加えるということが必要ですよね。

C:そこに人が介する意味があるかな、と思います。
それではここで、小峯さんからピックアップした2組のアーティストの紹介をお願い致します。

K:今Tower Doorsでパワープッシュしている2組のアーティストを紹介します。
福岡を中心に活動しております、MADE IN HEPBURNの「マゼンダ」と、BOATという15人組グループの「Summer Radio」をお聴きください!




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