世界を旅する音楽学校「RED BULL MUSIC ACADEMY(以下RBMA)」が20周年を迎える2018年。その開催地がドイツ・ベルリンに決定し、9月8日から10月12日にかけて行われることとなった。
1998年にベルリンでスタートした後、東京やニューヨーク、メルボルン、ケープタウン、パリ、サンパウロ、モントリオールなど世界各都市で開催され、世界各地から選ばれたプロデューサーやビートメイカー、DJなど独自に音楽を追求するクリエイターたちが毎年参加。参加者は、トップアーティストたちによるレクチャーやセッションを通じた意見交換、コラボレーションなどを体験できる。Nina Kravizをはじめ卒業後に活躍の場を広げる者も多く、本アカデミーは世界の音楽シーンにおいて高い注目を集めている。またアカデミー開催中は、パブリックコンサートやクラブイベントなどのプログラムが開催都市のあらゆる場所で行われるので、毎年多くの音楽ファンで賑わいをみせるところも大きなポイントのひとつだ。
本アカデミーへの応募受付は現在オフィシャルサイトで受付中。入学願書(オフィシャルサイトにてダウンロード可)とともに、30分以内にまとめた自作のデモ作品をオフィシャルサイトにアップロードするか、CDデータで郵送。RBMAの審査委員によって選考されたあと、2018年初頭に全参加者が発表される。
■アプリケーションの受付URL
www.redbullmusicacademy.com/apply
■オフィシャルサイト
redbullmusicacademy.com
なお今回の発表とともに、「Red Bull Music Academy Montréal 2016」でレコーディングされたコンピレーションアルバム『Various Assets -Not For Sale』がリリース。本作には、参加者をはじめ、スタジオチューターとして参加していたThundercatやJust Blaze、“Mad” Mike Banks、Deradoorian、Dorian Concept、Mathew Jonsonなどのトラックも収録されている。