1万円以下のレコードプレーヤーの音が劇的に変わる!? 創業140年、レコード針の老舗JICOが新製品を発売

2018.03.15

TEXT BY: 編集部

　創業140年のレコード針の老舗、日本精機宝石工業株式会社JICO。同社がアナログレコード初心者向けに発売されているプレーヤーの音を向上させるレコード針「4RB ELIPTICAL」、「4RB CONICAL」の2モデルを発売した。

　日本精機宝石工業株式会社JICOは、明治6年に縫い針を宮中に献上する針工場として、兵庫県北の港町浜坂に誕生。縫い針の技術を蓄音機の針に継承し、その後レコード針も作り始め、現在も2200種類のレコード針を国内でひとつひとつ職人が手作りで作り続けている老舗。

　今回発表された新製品は、ION AUDIOや7インチポータブル DJプレーヤーなど1万円以下の普及価格帯のレコードプレーヤーに搭載されている3W以下の出力スピーカーにおいても性能を発揮。今まで聞こえなかった高域の倍音成分や残響音、低域のパンチが聞こえてくるとのこと。

　楕円のダイヤモンドチップが付いたオーディオ向けレコード針JICO「4RB ELIPTICAL」は税別 2,759円。丸型のダイヤモンドチップが付いたDJスクラッチにも使える「4RB CONICAL」は税別2,296円。レコード針としては初めての「1年間の保証期間」付きで、オフィシャルサイトをはじめ、HMV RECORD SHOP、TOWER RECORDS 渋谷店、DISK UNION 各店、OTAI RECORD、アマゾンジャパン各店などで発売される。

日本精機宝石工業株式会社JICO
https://jico.co.jp/