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首都圏の一部のクラブが一時的に営業自粛。小箱などが加盟するミュージックバー協会はステートメントを発表

 新型コロナウイルス感染症拡大防止にともなう外出自粛要請や、海外からの渡航禁止、アーティストの公演キャンセルといった状況を受け、首都圏の一部のクラブや小箱が一時的に営業を自粛することを発表した。各ベニューの営業自粛のスケジュールは以下の通り。(4月2日現在)

ageHa:4月25日(土)まで
WOMB:4月12日(日)まで
Contact:営業開始日未定(無観客ライブ配信を実施
Vision:4月12日(日)まで
VENT:4月10日(金)まで
Aoyama Zero:4月12日(日)まで(4月5日はHamon Radioより無観客ライブ配信を実施)
青山蜂:4月12日(日)まで
Oath:営業開始日未定 
Aoyama Tunnel:営業開始日未定 
Red Bar:営業開始日未定 
Koara:4月13日(月)まで
東間屋:4月12日(日)まで
Bonobo:4月12日(日)まで



 現在、大規模なイベントには自粛要請がある一方で、小箱やミュージックバーの営業は独自の判断に任せられている。こういった現状を踏まえ、小箱やミュージックバーが加盟するミュージックバー協会(MBA)は、感染拡大防止策と柔軟な対応を実施するステートメントを発表した。ミュージックバー協会のステートメントは以下の通り

2020年3月25日
COVID-19(新型コロナウイルス)に関しまして、政府により全国規模のイベントに対し中止、延期、規模縮小の対応の要請がある中、小規模イベントに関しては、独自の判断に任せるという状況下において、小箱と言われるクラブ、ミュージックバーが加盟するミュージックバー協会(MBA)は、 政府発表、専門的医療機関、各メディア、企業、商業施設などの対策等を参考にし、刻一刻と日々状況が変化する中にも国内外の状況を見据え、感染拡大防止策と柔軟な対応を実施することに努めます。
COVID-19(新型コロナウイルス)の早期終息を心から願うDJ、アーティスト、スタッフと音楽を愛する全ての皆さまのご理解とご協力をお願いします。

【私たちが実施する事】
●お客様用消毒液、次亜塩素酸ナトリウム液などの設置の強化
●スタッフ、DJ、出演者の健康チェック(発熱、嘔吐、体調不良の家族がいないか等)
●店舗の清掃の徹底(除菌、ハイターなどでの店舗のクリーニング)
●不特定多数が触れる箇所の消毒を定期的に行う
●換気が可能な店舗は、指定時間毎の換気に努める

【お客様へのお願い】
●ご来店いただく際、37.5度以上の発熱がある場合、
体調がすぐれない方は ご来店をご遠慮ください。
●御入店の際に手指の消毒をお願い致します。
●ご来店後も手洗い・うがい等をこまめに行って頂きます様お願い致します。
●咳エチケット(咳、くしゃみをする際には、ハンカチ等で口や鼻をおさえる)の
ご協力をお願い致します。

【クラスターが発生した場合】
●関係者/社にクラスターが発生した場合、営業停止・自粛を検討します
(営業停止・自粛期間につきましては、別途協議の上決定します)

【首都の封鎖=ロックダウン発令時の対応】
●ロックダウンなどにより行政からバー・クラブなどへの営業の停止・禁止命令が発令
された場合、速やかに指示に従います

Music Bar Association / ミュージックバー協会(賛同店)
Aoyama Tunnel・BATICA・bonobo・COUNTER CLUB・Debris・Geronimo・Mogambo・OATH・Shibuya CLUB BALL・UNDERBAR・UNDER DEER Lounge・RED Bar・RUBY ROOM・ solfa・ZERO・青山蜂・翠月

MBAとは?(Music Bar Association / ミュージックバー協会)
渋谷を中心としたDJ・ミュージックバー約20店舗が参加する任意団体。 特定遊興法・受動喫煙法・近隣対策など、懸案事項を話し合い業界の認知と発展を促す。