9月6日にMassive Attackが、環境に優しい(エコフレンドリー)ツアーに関するレポートを発表した。
『低炭素ライブミュージックへのロードマップ(Roadmap to Super Low Carbon Live Music)』と題されたこのレポートはMassive Attackの依頼により科学者やエンジニア、経済学者などで構成されるマンチェスター大学のティンダルセンターが作成。このレポートはオープンリソースになっており、無料で誰でも全文を読むことができる。(全文はこちら)
レポートではツアー中のアーティストはプライベートジェットの使用を控え、ツアーに持ち出す機材の量を減らすべきだと提案。さらに、研究を主導したカーリー・マクラクラン教授は「二酸化炭素排出量を削減するためにツアー計画の初期段階からアーティスト、マネジャー、プロモーター、デザイナー、エージェントが創造性と革新性を発揮し、ツアーの新しい方法を確立する事が求められています」と述べている。
ロバート・デル・ナージャは過去のインタビューで、ライブ音楽業界がパリ協定の数字に達するために必要なサポートや計画をしていないと、政府を批判した。さらに、昨年10月に音楽業界が気候変動に与える影響を検証するショートフィルム「Massive Attack commissioned the Tyndall Centre for Climate Change Research」を発表している。
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