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Weekly World News:世界のニュースまとめ(2022/5/30-6/3)

 クラベリアがアーティストやフェスティバル、クラブ事情など音楽についての最新情報から、ガジェットやNFTまで世界の気になるニュースを厳選してお届け。毎週月曜日更新。今週のピックアップニュースは以下。

①シーケンシャルの創始者、MIDIの父であるDave Smithが逝去
②Moodymannが自動車事故でツアーキャンセル
③「Love Saves the Day」がグリッターと使い捨てのプラスチックを禁止に
④Samantha Togniがトランス、ノンバイナリー、女性アーティストにフォーカスした新レーベル「Boudica」を始動
⑤PLAYTIME ENGINEERINGが新しい子供向けシンセサイザーを発表


①シーケンシャルの創始者、MIDIの父であるDave Smithが逝去

  
 電子楽器メーカーのSequential Circuitsを創業し、シンセサイザーの名機「Prophet」を開発したDave Smithが72歳で逝去した。Dave Smithは1974年にSequential Circuitsを設立し、1977年に世界初のフルプログラマブル・ポリフォニック・シンセサイザー「Prophet-5」をリリース。その後、多くの影響力のあるシンセやドラムマシンを制作している。また1981年に発表された電子楽器の共通規格であるMIDI(Musical Instrument Digital Interface)の開発においても中心的な役割を果たし、MIDIという略称を作ったのもDave Smithだと言われている。

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②Moodymannが自動車事故でツアーキャンセル


 5月30日にMoodymannと彼のレーベル「Mahogani Music」のメンバーが深刻な自動車事故に遭ったことが、同レーベルのInstagram上で発表された。声明では"衝突に巻き込まれた全員が回復に向かっています。どうか癒しの時間と空間を与えてください "と書かれている。今後、Moodymannのスケジュールに変更が生じる見込みだ。

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③「Love Saves the Day」がグリッターと使い捨てのプラスチックを禁止に


 ブリストルのAshton Courtで開催されたフェスティバル「Love Saves the Day」が、グリッターと使い捨てのプラスチックを禁止した。同フェスティバルはMusic Declares Emergencyと提携し、音楽イベントでの温室効果ガス排出をゼロにすることを目指すキャンペーン「No Music On a Dead Planet」に取り組んでいる。サステナビリティ・マネージャーであるポーリン・ブルドンはBCCの取材に対し、「考えを共有し、食べ物や廃棄物に対するさまざまな行動を目の当たりにすることで、それが社会に反映される可能性がある」と語っている。

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④Samantha Togniがトランス、ノンバイナリ、女性アーティストにフォーカスした新レーベル「Boudica」を始動


 女性、トランス、ノンバイナリーのアーティストを紹介するロンドンのコレクティブ/イベント/カンファレンスである「Boudica」がレーベルとして始動した。来月7月25日にリリースされる最初のコンピレーションEP『Pure Bones』にはWanton Witch、Femanyst、Nur Jaber、そして「Boudica」の創設者Samantha Togniが参加。同レーベルは声明で「このリリースに選ばれたアーティストたちは、Boudicaのビジョンである自由で恐れを知らない実験性を完璧なまでに象徴しています」と述べている。


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④PLAYTIME ENGINEERINGが子供向けシンセサイザーを発表

 
 Playtime Engineeringが提供する子供向け音楽制作ツール「Blipbox」シリーズに、シンセサイザー「SK2」とグルーブステーション「myTRACKS」を新たに追加した。 8歳から14歳の子どもを対象とした「SK2」は、チップチューンやクラシック音楽など400のメロディーを内蔵し、16のオシレータースキームとステレオマルチタップディレイを搭載。音楽と同期して点滅するLEDライトもついている。MPCのような仕組みになっている「myTRACKS」は、サンプリング用の内蔵マイクと2つのFXプロセッサーを搭載し、48種類の楽器音(アコースティック、エレクトリック、パーカッシブなど)を奏でることができる。さらに、コンピューターに接続し、ヒップホップやEDMなどの新しいサウンドセットもダウンロードも可能。各アイテムのデモ動画は以下より。


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