Weekly World News：世界のニュースまとめ（2023/6/26-2023/6/30)

①The Chemical Brothers、初の著書『Paused in Cosmic Reflection』発売決定

The Chemical Brothersが初の著書『Paused in Cosmic Reflection』を、10月26日に発売することを発表した。336ページに及ぶこの書籍は、マンチェスターでの活動初期から始まり、ダンス・ミュージック界でスターダムにのし上がったThe Chemical Brothersの30年のキャリアを年代順に紹介し、彼らの大ヒット曲の創作過程を掘り下げ、未公開のアーカイブ写真やデザインを収録している。また、本の発表と合わせ、The Chemical Brothersは、Halo Maudをフィーチャリングに迎えた最新シングル『Live Again』をリリースした。

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②James Blake、新作アルバム『Playing Robots Into Heaven』9月8日リリース決定

James Blakeが9月8日に新作アルバム『Playing Robots Into Heaven』をリリースすることを発表し、同アルバムより収録曲の『Big Hammer』を先行配信した。同曲は、自身が影響を受けたダンス・ミュージックをより探求したもので、2021年のアルバム『Friends That Break Your Heart』以来のソロ作品となる。MVも同時に公開されており、本作はRadioheadやBonoboなど、さまざまなアーティストのミュージックビデオを手掛けているオスカー・ハドソンが監督を務めた。


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③ベルリンにて様々な媒体のアートを祝福する祭典「Gaswerk Art Days」開催

ベルリンのクリエイティブ・コミュニティの1つとして知られる「Gaswerksiedlung（ガスヴェルクジードルング）」が、第一回目となるショーケース「Gaswerk Art Days」を、7月28日から30日にかけて開催することを発表した。クリエイティブ・コミュニティのためのスタジオハウスとして「Gaswerksiedlung」を運営するマネージャーらがキュレーションをする同イベントは、バンドやエレクトロニック・アーティストのライブ、DJセット、リスニングセッション、エクスペリメンタル・パフォーマンス、ダンス作品、アート展示、インスタレーション、ビデオ上映など様々なプログラムが行われる予定となっている。

「Gaswerk Art Days」公式サイト
https://www.gaswerk-art-days.de/

④90年代UKレイブ・カルチャーの誕生と発展を記録した書籍「Rave New World」発売

90年代のUKレイブ・カルチャーの爆発的な広がりを探求する「Rave New World:  Confessions Of A Raving Reporter」が発売された。シーンに深く入り込んだジャーナリストであるKirk Fieldは、1989年6月にハックニーで初めてレイヴに参加し、その後10年間、レイブ・カルチャーにどっぷり浸かり、DJ Mag、Mixmag、NMEなどの出版物に寄稿してきた。同書籍は、彼による鮮烈な体験談、シュールなエピソード、鋭い社会批判を織り交ぜながら綴られており、当時のノスタルジックなスピリットを捉えながら、レイヴ・カルチャーの裏の裏まで掘り下げている。

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⑤オンライン・サンプル・ライブラリ「Splice」、サンプルをマッチングさせるAI搭載ツールを発表

オンライン・サンプル・ライブラリ「Splice」が、「Create」と呼ばれる新しいAI搭載ツールを発表した。同ツールは他のAI音楽ツールとは異なり、サウンドや音楽を生成するのではなく、ユーザーがサンプルを発見し、アイデアを練り、創作プロセスの出発点を見つける手助けをすることを目的としている。「Create」を利用すると人工知能が「Splice」が所有する190万以上の豊富なサンプルを検索し、それらを組み合わせるためのクリエイティブな方法を見つけ出してくれる。現在、「Create」の利用は無料となっているが、エクスポートするサンプルは有料とのこと。


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