電子音楽とデジタルクリエイティビティの国際フェスティバル「MUTEK.JP 2026」が、11月20日から23日までの4日間開催される。会場は高輪の新拠点「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」。11回目を迎える今年は、東日本旅客鉄道(JR東日本)との共催で臨む。
次の10年へ、新会場で「New Cycle!」
MUTEK.JPは、2000年にカナダ・モントリオールで始まった国際フェスティバルだ。アジア唯一の開催地として、2016年に設立された。オーディオビジュアル作品を中心に、電子音楽やデジタルアート、ニューメディアアートを紹介してきた。
今年のテーマは「New Cycle!」。会場となるMoN Takanawaは、TAKANAWA GATEWAY CITY内に2026年3月に開館した文化施設だ。運営はJR東日本文化創造財団が手がける。MUTEK.JPはこの新会場を舞台に、次の10年へ向けたサイクルを始める。
各日のプログラムには、従来のスタンディングに加えて着席形式も導入される。音楽ライブとしてだけでなく、映像・音響・空間演出を含めた作品として鑑賞する場を意図した構成だ。
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Max Cooper、Ryoichi Kurokawaら20組以上が出演
国内外から20組以上のアーティストが出演する。プログラムは、大規模会場Box1000での「A/Visions」と、Box300での「Play」を軸に構成される。
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初日のオープニングを飾るのは、イギリスのMax Cooper。計算生物学の博士号を持つ電子音楽家で、2026年5月に発表したアルバム「Feeling Is Structure」を軸にした3D/AVライブを披露する。
2日目には、結成20周年を迎えるmouse on the keys、最新作「nD」を上演するRyoichi Kurokawa、Hania Raniのオルターエゴ・プロジェクトChilling Bambinoらが登場する。3日目には、Daito Manabe × ELEVENPLAYによるダンスインスタレーション「+1+1+1+」や、Patrick Watsonの新プロジェクトFilm Scores for No Oneの日本初演が控える。
このほか、フランスのNEUROSCAN(Canblaster & Neurotypique)の日本初公演、Robert Lippok & Lucas Gutierrez、Grand River、tamanaramenらが名を連ねる。最終日の11月23日には、テクノシーンで活動するスペシャルゲストを迎えた、この夜限りのプログラムを予定している。
Pro Conferenceや展示も、チケットは発売中
会期中の日中には、デジタルクリエイティビティとテクノロジーをテーマにした「MUTEK.JP Pro Conference」を開催。トークセッションやワークショップを通じて、国内外のクリエイターや研究者、企業が交流する。あわせて、デジタルアート/メディアアート展「ETERNAL Art Space」も同時開催される。
チケットは4日間通し券のパスポートが25,000円(Phase 1)、1日券が8,000円(Phase 1)など。25歳以下対象のU25券(5,000円)も用意される。入場は18歳以上に限られる。詳細はMUTEK.JPのオフィシャルサイトで確認できる。
