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野外フェス「GLOBAL ARK 2025」が3年ぶりに復活、2会場での同時開催が決定

 群馬県の浅間隠温泉郷で開催される野外音楽フェスティバル「GLOBAL ARK」が、3年の休止期間を経て今夏の開催を発表した。8月29日から31日までの3日間、同地域内の2つのキャンプ場を舞台に展開される。

 2012年から2022年まで11年間に渡り開催されてきた「GLOBAL ARK」は、テクノやハウスを中心としたダンスミュージックシーンの重要なフェスティバルとして知られてきた。当初は山梨県のさがざわキャンプ場でスタートし、その後、菅沼キャンプ村など複数の会場で開催。「D.I.Y精神」をモットーに、アーティスト主導で運営されてきたことが特徴だ。

 2020年のコロナ禍では、厳しい状況下でも開催を実現。翌2021年には感染対策を巡る議論の的となったものの、独自の対策で乗り切り、2022年の11回目の開催を最後に一度休止。主催者らは「GLOBAL ARK RECORDINGS」としてレーベル活動に注力し、2023年6月には記念すべき初のコンピレーションアルバム
「V.A / All Future’s Parties」をリリース。フェスティバルとしての活動休止中も、レーベルショーケースなど小規模なイベントを継続して開催してきた。


 今回の主会場となるステキな村キャンプ場は、浅間隠山を望む雄大な自然に囲まれた立地を誇る。一方、フリーフォーム&エクスペリメンタル会場として使用される温川キャンプ場は、小川が流れる林間の環境を活かした会場。両会場間には常時シャトルバスが運行され、来場者は温泉郷の地域全体を自由に行き来しながら楽しむことができる。



 2012年の初開催以来、独自の世界観で音楽ファンを魅了してきた本フェスティバル。アーティストラインナップとチケット販売に関する詳細情報は4月中旬に発表される予定だ。



GLOBAL ARK公式サイト
https://www.global-ark.net/