シカゴのゲットーハウスシーンを代表するプロデューサー、チャールズ・チェンバース(Charles Chambers)ことDJ FUNKが54歳で死去した。DJ Slugoが音楽メディア「Resident Advisor」に確認を取った。
ステージ4のがん闘病の末、緩和ケアを受けていたチェンバース。彼の家族は葬儀費用のために「音楽を通じて多くの人々に喜びとインスピレーションをもたらしてきたDJ FUNKが、今、最後の別れの準備という心痛む現実に直面しています」と記し、1万ドルのファンドレイザーを立ち上げていた。このファンドはすでに約3万ドルを集めている。
1971年生まれのFUNKは、90年代にDANCE MANIAからリリースした作品でゲットーハウスというサブジャンルを確立。マイアミベース、ハウス、ヒップホップ、フットワークを融合させた独自のサウンドは、Daft PunkやJusticeなど多くのアーティストに影響を与えた。
刺激的なボイスサンプルとミニマルなリズムは一度聴いたら忘れられないインパクトを持ち、デリック・メイやジェフ・ミルズ、リカルド・ヴィラロボスといった世界的DJたちのセットでも常に重要な位置を占めていた。JUKE/FOOTWORKの開祖としても現代のダンスミュージックシーンから広くリスペクトされている。
引用元
https://ja.ra.co/news/82263
https://www.gofundme.com/f/tribute-to-dj-funk-help-cover-funeral-costs