今年6年ぶりに突如復活を果たしたRichie Hawtinによる「Plastikman」。
早くもその公演の公式映像が届けられているのでお伝えしたい。この映像は2010年3月27日にドイツマンハイムで開催されたフェスティバル「Timewarp 2010」でのパフォーマンス映像で、VJ、ライティング、サウンドシステム、規模など、全てにおいて過去と比べものにならないほどパワーアップしているが、Plastikmanが本来持つアンダーグラウンドな匂いが若干薄れている感も否めなくもない。ただ、この規模でPlastikmanサウンドを堪能できるのならば贅沢は言えないだろう。
Plastikmanは、80年代後半から90年代にかけて、デトロイトの地下から、ローランドの名機TB909とTB303を駆使した、アシッディーでミニマルなトラックを多数リリース。その後”NovaMute”などの著名なレーベルの目にとまり、Richie Hawtinの名を一躍有名にしたプロジェクトであり、音楽的にも彼の原点となるプロジェクトといえる。コマーシャルではない復活を願うとともに、来日公演を期待したい。
またPlastikman名義復活にあたり、Richie Hawtin主宰レーベル”MINUS”を代表するアーティストJPLSによる「Plastikman Exclusive Mix」がURB.comにて公開されている。こちらはフリーダウンロード音源となっており、Plastikmanのクラシックスが多数収録されているのでぜひチェックしてみてほしい。
Plastikman @ Timewarp 2010 映像リンク (facebookへのログインが必要)
http://www.facebook.com/video/video.php?v=1407166027188
JPLS 「Plastikman Exclusive Mix」 ダウンロードリンク
http://www.urb.com/2010/04/06/plastikman-exclusive-mix-by-jpls
トラックリスト
1.“Lost” / Closer
2.“Are Friends Electrik” / Artifakts Bc
3.“Psyk” / Artifakts Bc
4.“Slow Poke” / Closer
5.“Plasticine” / Sheet One
6.“Krakpot” / Recycled Plastik
7.“Naturalistik” / Recycled Plastik
8.“Kink” / Nostalgik (-2)
9.“Aquatik” / Nostalgik (-1)
10.“Marbles” / Musik
11.“Hypokondriak” / Artifakts Bc
12.“Sickness” / Sickness
13.“Kriket” / Musik
14.“Gak” / Sheet One
15.“Okx” / Sheet One
16.“Convulse” / Consumed
17.“Cor Ten” / Consumed
18.“Ekko” / Consumed
