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Beatportが気鋭アーティスト紹介企画をスタート、Objektが登場

多くのアーティスト、レーベル、DJ、そしてリスナーをインターナショナルに結び付けてきた、楽曲配信サイト"Beatport"。新たな取り組みとして、彼らがプッシュする気鋭アーティストを紹介する企画を、東京でスタートさせる。


第1回目は、9月10日に西麻布"eleven"の「Raft Tokyo × Real Grooves」内で開催され、ベルリンの新鋭アーティスト「Objekt」の待望の東京公演を手掛ける。日本で生まれ、UKで育ち、現在はベルリン郊外を拠点とするObjektこと「T.J. Hertz」。わずか2枚のEPのリリースにより、Surgeon、Aphex Twin、Scubaなどから注目を浴び、RadioheadやSBTRKTにリミキサーとして起用されるまでに。にわかにシーンの注目を集める存在となったObjektの生まれ故郷、東京での凱旋公演は見逃せないだろう。

 

「Raft Tokyo × Real Grooves」

Beatport presents Objekt

開催日: 2011年9月10日(土)
時間:22時
会場: eleven(西麻布)
料金: 3500  WF: 3000  clubberia MEMBERS: 500円OFF & 2組4名様無料招待
出演:[Live] Alex Smoke(Hum + Haw, Vakant, Soma/UK), [DJ] Ernesto Ferreyra (Cadenza / Cynosure / Argentina), Tez&Kusda (Raft Tokyo), Beatport presents Objekt(Objekt, Berlin/UK), 【Lounge】Sisi (Timothy Really / Real Grooves), Nino (Undergram, RealGrooves / Trenton), Hal&Timo (Raft Tokyo), Bob Rogue(miniscule.tv / Wiggleroom)

●Objekt
T.J. Hertzが手掛ける正体不明のホワイト盤レーベル[Objekt]。足元から体を揺さぶるかのよう骨太なサウンドは、製作者の言葉を借りるのであれば、ダブステップ、3ステップ、ガラージ、テクノ、ベースコアなどが複雑にミックスされている。8ヶ月の間にリリースしたわずか2枚のレコードにより、 Hessle AudioやSurgeon、Aphex Twin、James Ruskin、Scubaなどからの支持を獲得し、テクノ/エレクトロニカ・シーンの最先端を行くレーベルとして、知る人ぞ知る存在となっている。また、 RadioheadやSBTRKTの作品にりミキサーとして起用され、BerghainやFabricといったトップクラブにブッキングされるなど、シーンの最深部を着実に浸食している。仕掛け人である、T.J. Hertzは、自らの名について、大手レンタカー会社の創設者、あるいは周波数の単位として名を残した物理学者を引き合いに出すなど、その素性は謎めいていている。また、自身について、日本で生まれ、U.K.で育ち、現在はベルリン郊外で、ドーベルマンを飼いながら、隠居生活を送っている身であり、あらゆる雑誌から取材依頼が来るものの、DJ Magからの100万ユーロでの巻頭特集のオファーですら興味が無い、と語るなど、その言動はひたすらにアンダーグラウンドに徹している。


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