Appleが、新たな音楽サービス「Apple Music」を発表した。昨日行われたWWDCで発表となった本サービスは、月額9.99ドル(最初の3ヶ月は無料)で利用することが可能のようだ。
今回発表された「Apple Music」では既存の音楽ストリーミングサービスと同様、約3000万曲以上の楽曲を自由に聴くことができ、さらには世界の音楽メディアや音楽に携わるエキスパートらが提供するさまざまなプレイリストから自分自身が好きなジャンルやテーマに合った音楽を選別して楽しむこともできる。また特徴的な機能として、ファンとアーティストを繋げる「Apple Music Connect」が存在する。アーティストたちが、楽曲やMVだけでなく舞台裏の写真などをApple Musicに公開することで、ファンへ向けて直接情報を発信することができる内容。“アーティストとファンの間にもう壁はありません”というAppleらしいメッセージ通りの仕組みとなりそうだ。
さらに、毎日24時間オンエアのグローバルなラジオサービス「Beats 1」も本サービスに統合し、ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドンのスタジオから世界100カ国以上に向けて放送。元BBC Radio1のZane LoweらがDJを担当。彼らの選曲する音楽はもちろん、アーティストの独占インタビューやゲスト番組などさまざまなコンテンツを届けてくれるようだ。
リスナーが新しい音楽やアーティストと出会うきっかけとなる「Apple Music」は6月30日に100カ国以上でサービス開始となる。日本向けサイトにも「まもなく登場」と表示されているので、国内でのサービス開始まで期待して待つことにしよう。
以下、Appleホームページより
“Appleは音楽への強い情熱を持っています。はじまりの時からずっと、音楽は私たちを突き動かす力であり、私たちをインスパイアしてくれるものであり続けてきました。だからこそ、それをさらに良いものにしようと思ったのです。数百万の曲にアクセスできるようにして、あなたにこれまで以上に多くの曲を届けます。音楽を知り、音楽を愛する人々があなたのために選んだおすすめを紹介します。アーティストとファンの間の結びつきがさらに深くなります。毎日24時間オンエアするグローバルステーションで、ラジオを再び創造します。これがApple Musicです。そしてこれは始まりにすぎません。”
■Apple Music
http://www.apple.com/jp/music/
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