Pioneer DJがSerato DJ専用の2chミキサー「DJM-S9」とDJ用ステレオカートリッジ「PC-X10」を発表した。
「DJM-S9」の特徴として、今までPioneer DJのミキサーにはなかったパッドが各デッキに8個ずつ搭載された点がまず挙げられる。これにより、「Serato DJ」に搭載されているHOT CUEやSAMPLERを叩く、連打するなど、楽器を演奏するような操作がミキサー上で可能となった。また、Pioneer DJのミキサーならではの豊富なエフェクターも魅力のひとつ。本機には15種類のBEAT EFFECTSが搭載されているが、Serato DJにある最大55種類のエフェクターも本機に各デッキに3つずつ割り当てることもできる。また、ミキサー中央部にエフェクトのON/OFF操作ができる大型のレバーがあることもパフォーマンスの幅を広げてくれそうだ。そして、PC/Macを接続するためのUSBサウンドカードが2つ搭載されており、Serato DJユーザー同士の交代がスムーズに行えるのも嬉しいポイントだろう。各チャンネルのインプットセレクターでは、Serato DJの4つのデッキを瞬時に切り替えることも可能。その他にもマイク入力専用のエフェクトECHOも搭載されているなど、ヒップホップやレゲエ、またジャンルベンディングなどパフォーマンス性を求めるDJに適したミキサーといえる。「DJM-S9」の発売は10月中旬を予定。価格はオープン価格となっている。
そしてもうひとつ発表されたDJ用ステレオカートリッジ「PC-X10」は、レコード針の製造で世界トップシェアを誇る株式会社ナガオカと共同開発したもの。本来困難とされていた、針飛び抑制と高出力で高解像度な音質の両立を実現した商品になるとのこと。また、PC-X10専用の交換針「PN-X10」も用意されている。「PC-X10/PN-X10」も10月中旬の発売を予定。価格もオープン価格となっている。
■Pioneer DJ/DJM-S9
http://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/mixer/djm-s9/black/overview
■Pioneer DJ/PC-X10
http://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/accessories/pc-x10/black/overview
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