alva noto名義で知られる電子音楽家、Carsten Nicolai。90年代から美術家として活動していた彼は、昨年の文化庁メディア芸術祭アート部門で大賞を受賞し大きな注目を集めた。音楽家としても知られ、レーベルraster-nortonを設立後、数々の実験音楽を発表し、坂本龍一や池田亮司らともコラボレートしてきた。そんな彼の個展が12月4日（金）〜23日（水）まで代官山のアートフロントギャラリーで開催される。
今回の個展では1998年の彼の代表作品『bausatz noto ∞』のカラーバージョンが日本初公開される。アーティスト制作によるレコードと4台のターンテーブルがセットになった本作品は、回転速度を変化させながら音を延々とループ再生させて、4枚のレコードによって無限の音を作りあげるというもの。音楽はもちろんアートの世界でも活躍している彼らしい名作だ。
12月4日（金）の個展初日は、Carsten Nicolai本人のオープニングパフォーマンスが披露されるのでぜひ足を運んでみてはいかがだろう。
- イベント情報 -
タイトル：カールステン・ニコライ個展 bausatz noto ∞
開催日：2015年12月4日（金）〜23日（水）
会場：アートフロントギャラリー（東京都渋谷区代官山猿楽町29-18 ヒルサイドテラスA棟）
※12月4日（金）は19:00よりオープニングパフォーマンス。有料のドリンクもあり
