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砂漠の巨大フェス「Burning Man」。オフィシャル写真集が発売

 アメリカ北西部ブラックロック砂漠で、毎年8月の最終月曜日から約1週間かけて開催されるフェスティバル「Burning Man」。その写真集『BURNING MAN ART ON FIRE』が1月30日に発売された。

 十数年におよぶ「Burning Man」の巨大アート作品を集めた本作。300点近い選りすぐりのプラヤアートが収められており、それらの作品名・作者・材料・コンセプトなどの解説を、アートディレクター/脚本家/映画ライターである高橋ヨシキ氏が完全翻訳。本イベントの参加者や情熱的なファンをはじめ、巨大アートや造形物を愛するクリエイターたちに、1年を通じて「Burning Man」を身近に感じさせてくれる1冊に仕上がっている。

■オフィシャルサイト
http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=11600


【Burning Manとは】
アメリカ北西部ブラックロック砂漠で毎年、8月の最終月曜日から9月の第一月曜日まで開催される巨大フェスティバル。約7万人もの参加者は「バーナー」と呼ばれ、1週間インフラ整備のない砂漠に「Black Rock City」という名の架空都市を作り過ごす。広大な会場の中心には、巨大な人型の造形物「The Man」が屹立。そのほかにも想像力を駆使した巨大芸術の数々が設置される。いたるところに“アートカー”や“ミュータントビークル”と呼ばれるデコレーション&巨大なスピーカーを装備した乗り物も出現。夜には砂漠がイルミネーションで彩られ、イベントのクライマックスでは「The Man」が燃やされる。1週間の終わりに作品の多くは燃やされ、街は解体され、痕跡はまったく残ることなく砂漠にもどる。参加するために必要なチケットは400ドル程だが、毎年発売から数時間で売り切れる幻のチケットとも言われており、年々ファンが増え続けている。