身に着けるだけで、普段聴いている音楽の重低音を振動として体感できる装着型オーディオデバイス「hapbeat」が開発され、製品化に向けたKickstarterプロジェクトが実施されている。
東京工業大学の長谷川晶一研究室から生まれたベンチャー企業、Hapbeat合同会社が開発した本デバイス。このデバイスの特徴は、モータと糸による新たな振動生成メカニズム(国際特許出願中)が採用されているところだ。これにより、音と連動したモータで発生させた振動が糸を介して体の広い範囲に伝わり、強力な重低音を伴った臨場感のある音体験ができる。
使い方は簡単。本デバイスを装着し(磁石、ストラップ、クリップの3つの装着方法がある)、糸を伸ばして体に巻きつけ、ヘッドホン/イヤホンをデバイスにつなぐだけ。後は手持ちのプレイヤーを再生するだけで、ライブ会場やクラブで音を浴びているかのような感覚を味わうことが可能となっている。重さは150g程度となっているので、ダンスの練習などにも重宝できそうだ。
なお、プロジェクトの実施期間は2017年3月29日から4月26日までを予定。目標金額は14万ドルとなっている。
■Kickstarterキャンペーンページ
https://www.kickstarter.com/projects/469394403/hapbeat-wearable-body-speaker?token=b51b7a59
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