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ダンスミュージックシーンにおけるグラフィック・デザインの展示会が開催

パーティのフライヤーやアルバムのジャケットなどグラフィック・デザインに焦点を当てた展示会「ourhistory」が4月にLIQUIDROOM 2Fに新しくオープン予定のTime Out Cafeにて開催される。
80年代のダンス・ミュージック・シーンにおけるグラフィック・デザインの展示会を軸にクラブ・イベント、当時の貴重な瞬間が記録されたフィルム・ショー、そして当時をリアルタイムで経験してきたアーティストたちを招いたトークショーが予定されている。
日本の音楽カルチャーは常に欧米、特にイギリスからの影響が強いとされているがダンスミュージック・カルチャーにおいて、世界でもトップレベルのクオリティーと歴史を誇るイギリスでは、パーティのフライヤーやアルバムのジャケットなどをデザインするグラフィック・アーティストを抜きに、シーンを語ることはできない。その中には、テレビ朝日のロゴのデザインでおなじみのTOMATO(トマト)や、MASSIVE ATTACKのアルバム・カバーからクリスチャン・ディオールやキャサリン・ハムネットの広告まで手がけるTOM HINGSTON(トム・ヒングストン)など、現在、世界中にその名を轟かせる大物アーティストも多数存在し、彼らが当時に制作した貴重な作品群も展示される。違う角度からクラブカルチャー・英国アート・スピリットに触れる絶好の機会になるだろう。詳細は下記より。

2009.4.11(Sat)〜4.26(Sun) @ Time Out Cafe(LIQUIDROOM 2F)
LIQUIDROOM 15th Anniversary ourhistory
Open 12:00-24:00

■予定参加アーティスト
TOMATO、TOM HINGSTON、MARK WIGAN、SUDDI RAVAL、DAVE LITTLE、JONATHAN COOK他

■プロフィール
TOMATO(トマト)
1991年に結成されたクリエイター集団。TV CM、グラフィック、映画、ファッション、建築、音楽から企業コンサルティングまでその活動領域は非常に多岐に渡る。日本とのゆかりも深く、ソニーのCIやテレビ朝日のロゴ、リーバイスなど数多くの仕事を手掛けている。

MARK WIGAN(マーク・ウィガン)
I-Dマガジンでイラストやペインティング等で世界的に評価される。現在のイギリスのファッション、アート、グラフィティー、クラブ・カルチャー等に与えた功績は計りしれない。日本ではパルコのCM(91年)や元気のでるハウス等を手掛ける。

TOM HINGSTON STUDIO(トム・ヒングストン スタジオ)
フリーランスとしてEMI、KATHARINE HAMNETT、Blue Noteなどの制作活動後スタジオを設立。MASSIVE ATTACK、NUPHONIC、Christian Diorなどのアートワークを手掛けている。

■OFFICIAL SITE
http://ourculturalhistory.com/