100万人以上が住む都市としては最も北に位置するフィンランドの首都ヘルシンキ。このEU加盟国最北都市のクラブカルチャーにおいて、1980年代後半〜現在までの30年間をトリビュートするイベント『Helsinki Clubbing – 30 Years of Smoke and Strobe exhibition』が、同市のシティーミュージアムで3月9日から9月23日まで開催されている。
このイベントは、90年初期から活躍する同国のDJ、VJ、プロモーター、ジャーナリスト、グラフイックデザイナーなどとシーンのパイオニアたちが集まったグループで運営。ヘルシンキのクラシックな著名クラブからアンダーグラウンドなクラブまでが紹介されている。このエキシビジョンのために、30年以上活動を続けるクラバーや100人以上のDJ・オーガナイザーにインタビューをし、過去の情報や映像、それに1500枚以上にも及ぶ写真/フライヤーが集められた。それらが一堂に会するエキシビジョンでは、もちろんヘルシンキの音楽も体験できる。
また、市内のクラブでのパーティーやワークショップ、ミュージアムでのアンビエントイベントも繁盛に開催されているとのことなので、この夏に欧州を訪れる読者はヘルシンキ・クラブシーンの30年を体感してみてはどうだろうか?
Helsinki Clubbing – 30 Years of Smoke and Strobe exhibition
http://www.helsinginkaupunginmuseo.fi/en/exhibitions/helsinki-clubbing-30-years-of-smoke-and-strobe/
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