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VIVA! FESTIVAL 2018
7月4日〜8日 （イタリア・マルティーナ・フランカ）
https://clubtoclub.it/en/viva-18/
バロック様式の建物が建ち並び、近隣諸国ではオペラ、クラシック、ジャズなどのフェスティバルの街としても有名なマルティーナ･フランカ。その街の歴史的なベニューであるArena Valle d’ItriaとMasseria Eccellenzaを利用して開催される「VIVA! FESTIVAL」。
アバンギャルドで創造的なこのフェスティバルのラインナップは、ドラムンベースシーンのアイコンであるGoldie、ハウスとエクスペリメンタルを織り交ぜた斬新なスタイルで人気のAnthony Naples、アフリカのカセットテープを収集し、カセットデッキを用いたDJセットを特徴とするAwesome Tapes From Africa、ロンドンの名門fabricがオペレートするレーベルHoundstoothやHessle AudioからのリリースでおなじみのCall Super、ジャマイカ新世代デジタル・ダンスホールデュオEquiknoxxなどと、現在のシーンを代表するアーティスト20組以上が厳選されている。
各アーティストをじっくり堪能できる余裕のあるタイムスケジュール、中世の雰囲気を醸し出す歴史的かつユニークな雰囲気で行われる新世代のフェスティバル、要注目！
Waha Festival 2018
7月12日〜16日（ルーマニア・バツァニイ・マリ）
http://wahafestival.ro/
(Photo by Andreea Retinschi)
今年で7回目を迎えるルーマニアのWaha Festival。自然との繋がりをコンセプトにしているその会場は神秘的な森林と、滑らかな丘陵地帯が特徴の見事なロケーション。
シャーマニズムな雰囲気が人々をより深い領域に導いてくれるこのフェスティバルは、5つのステージが用意されており幅広い音楽が体感できる。ディープステージには、ルーマニアン・ミニマルを代表するRhadooやPrasleshを始め、clubberiaのコラムでもお馴染みRAHAも出演。トランス・ステージにはKindzadza、Cosmosis、Sensient、EtnicaやSon Kiteなどと往年の名手をピックアップ 。また、Alternative Stageにはペルーのトロピカル・ベースミュージック人気アクトDengue Dengue Dengueやブラジル・サンパウロのパーティー・クルーVoodoohopのThomashに、ディープなテクノアーティストMinilogueなどがラインナップされた。
Kidsエリアも充実し、持続可能で環境に優しいフェスティバルを目指しているWaha Festival。ミニマル ☓ 辺境 ☓ サイケデリックが見事に融合したこのフェスで、世界を席巻しているルーマニアシーンの勢いを感じてみてはいかがであろうか。
Melt Festival 2018
7月13日〜15日 ドイツ・フェロポリス
https://meltfestival.de/en/
(Photo by Johannes Riggelsen)
1997年にベルリンから北に90分ほど行った湖でスタートしたテクノフェスティバルMELT。当初は2,000人規模であった動員数も現在は2万人を超え、それに伴い扱う音楽のジャンルも多様になり、欧州を代表するフェスティバルのひとつへと成長した。
このフェスティバルの会場は元石炭採掘地で、野外産業博物館としても知られている。会場内には採掘機やクレーン車など重機が残されており、夜にはライトアップされ、カラフルかつ存在感のあるデコレーションとしての役割を果たしている。
気になるラインナップの方は、Nina Kraviz、Ben Klock、Modeselektor B2B Apparat、The Black Madonna等と、多数のテクノ系シーンを代表するアクトが出演するのはもちろんのこと、世界中からも熱い支持を集めるスウェーデンのバンドLittle Dragon、UKのインディーポップバンドThe xxやFlorence and the Machine、ヒップホップグループOdd FutureのリーダーTyler the Creator、シアトル発の人気プロデューサー・ユニットOdeszaなど、多ジャンルから90組以上のアーティストが出演予定となっている。
べルリンからもほど近く、圧巻のロケーションと幅広いラインナップが魅力のMELT、 夏休みを利用して是非体感してみてほしい。
