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ハウスシーンのレジェンド、Erick Morilloが死去

 1993年にリリースした大ヒット曲『I Like to Move It』でも知られるハウスミュージックシーンのレジェンド、Erick Morilloが息を引き取った。マイアミビーチ警察の発表によると、9月1日(火)の朝、米フロリダ州マイアミビーチで遺体が見つかり、正確な死因は未だ報告されていない。享年49歳だった。

 Erick Morilloは今年8月初旬、昨年12月に起こった女性への性暴行罪で逮捕されていたが、約25,000ドルの保釈金を支払い保釈。次の公判は、今週金曜日9月4日(金)に予定されていたという。

 Erick Morilloは1971年にニューヨークで生まれ、高校卒業後は地元のクラブでDJをスタート。その後1993年にリリースした『The New Anthem/Funky Buddha』などで知名度はどんどん上がり、同年ダンスホール/レゲエ要素を含んだトラック『I Like to Move It』をリリースすると、Billboard Hot 100をはじめドイツやフランス、イギリス、オランダなど各国のシングルチャートでトップ10入りする爆発的なヒットとなる。その後は、Reel 2 RealやMinisters De la Funk、The Dronez,、RAWなど様々な別名義でもヒット曲を量産する一方、DJ AwardsやBest House DJ、Best International DJなどのタイトルを受賞。数々のフェスティバルやクラブからオファーの声が止まず、デビューから30年以上に渡り、世界中のダンスフロアを沸かしてきた。


I Like to Move It (feat. The Mad Stuntman) (Erick "More" Club Mix)

The Erick Morillo Project-Jazz It Up.

Erick Morillo @ UNITED ANTS Printworks, London | Beatport Live