12月17日(金)、今年2月に静岡県沼津市の禅寺「大中寺」で開催された「MUSO Culture Festival」のキュレーションによる音楽イベントが渋谷WOMBにて開催。アーティストそれぞれの解釈によるメディテーション・サウンドを主体としたコンセプチュアルな一夜にAOKI takamasaやYosi Horikawa、DJ KENSEIなどの出演が決定した。
700余年の歴史を持つ沼津・大中寺の禅の世界に音楽やアートを接続させ、境内を360度カメラで撮影した3Dアーカイブなどでも話題を呼んだフェスティバル「MUSO Culture Festival 2021」。緊急事態宣言下の開催だったため、音楽コンテンツはオンライン配信のみとなったが、大中寺の多彩な景観を舞台にDJ KRUSH、Yosi Horikawa、ermhoiによる禅を想起させるライヴセットは国内のみならず海外のオーディエンスからも称賛を浴びた。
今回はその「MUSO Culture Festival」のスピンオフ企画、「SUN AT MIDNIGHT curated by MUSO Culture Festival」として、渋谷WOMBでオールナイトイベントを開催。
メインフロアはライヴアクトとDJのハイブリットなラインナップで構成され、DJとして出演するのは、日本屈指の電子音楽家AOKI takamasaと、「TRESVIBES」のレジデントDJを務めるPI-GEの2組。そしてライヴセットを披露するのは、2月のMUSO Culture Festivalでも圧巻のパフォーマンスを見せたサウンドデザイナーYosi Horikawaと、昨年ドイツエレクトロニカ・実験音楽の老舗「Mille Plateaux」からもアルバムをリリースしたトラックメーカーTeruyuki Kurihara、MUTEK JPでのパフォーマンスやロンドンのNTS Radioへのミックス提供などでも注目を集めるSakura Tsurutaの3組となっている。
また、4F VIPフロアは、ロサンゼルスのネット・ラジオ・ステーションdublabの日本ブランチdublab.jpをキュレーション。HIP HOPを起点に80年代中期からシーンの最前線で活躍してきたDJ KENSEIをヘッドライナーに据え、dublab.jpのディレクターを担当する傍らプロデューサーや音楽ジャーナリストとしても活動するMasaaki Haraをはじめ、Sayuri、DJ Funnel、DJ Emerald、Hi-Ray、MORTSAFEといったdublab.jpに所縁のあるDJがラインアップされた。
フライヤーのアートワークは、「MUSO Culture Festival」にて大中寺・本堂のアートインスタレーションを手掛けた佐藤夏実が担当。夜間にのみ咲き香る花「マグノリア・ココ」をモチーフに描き下ろされた。
本イベントのメインフロアの様子はZAIKOにて有料配信(1,000円)、4Fの音声もdublab.jpにて同時配信される。アンビエントかつ実験的な個性ある世界観を是非体感していただきたい。
SUN AT MIDNIGHT Curated by Muso Culture Festival
DATE:
12月17日(金曜日)
23:00-4:30
VENUE:
渋谷WOMB
料金:
2500円(前売券)
3000円(当日券)
1000円(オンライン配信チケット)
ラインナップ:
Main:
AOKI takamasa
Yosi Horikawa - Live
Teruyuki Kurihara -Live
Sakura Tsuruta -Live
Pi-ge
Visual:
Comboy (REALROCKDESIGN)
VJ MANAMI
4F VIP Floor:
dublab.jp Labrats DJs + Guest
DJ KENSEI
Sayuri
Masaaki Hara
DJ Funnel
DJ Emerald
Hi-Ray
MORTSAFE
Artwork:
Natsumi Sato
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