Mathias Kadenが9月、ファーストアルバム「Studio 10」をVakantからリリースする。制作に2年近く掛かったというこのアルバムは、いままでのVakantからリリースされた彼の洗練されたトライバルミニマルテクノに馴染みのある者には驚きの内容となっている。今作では、トライバルは影を潜め、ボーカルとオーガニックな演奏が多く起用されている。フェンダーローズ、ローリーオルガン、それになんとフリューゲルホルンまでもがレコーディングに使用され、ボーカルにはIan Simmonds、Gjaezon、それに日本からTomomi Ukumoriが参加している。
また、Mathias Kadenは以前の作品にあるリズミカルな要素をファイナルトラック"1981”(Roland TR-808が製造された年)で確実に残している。808は今でもMathiasのお気に入りのハードマシンであり、今作のレコーディングでも豊富に使用されていることが期待できる。
■「Studio 10」トラックリスト
01. Intro Ducing
02. State Of Stasis feat. Gjaezon
03. Lowrey feat. Florian Schirmacher
04. Panic Stricken feat. Ian Simmonds
05. Chazz
06. Defender
07. Mascleta
08. Kawaba feat. Tomomi Ukumori
09. Roots
10. Ikenga
11. Re Menor
12. 1981 feat. Gjaezon
■Mathias Kaden MySpace
http://www.myspace.com/mathiaskaden
■Vakant
http://www.vakant.net/
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