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ベルリンBar25クローズパーティーミニレポート

先日のレポートに記載したMegaspreeなどの再開発企画反対デモの声もむなしく、ついにその日がやってきてしまった。毎年今年が最後のオープンだと噂されていたBar25だったが、ついに2009年8月31日を最後に閉鎖された。ベルリンならではの自由な空気と、川沿いという好コケーション、木曜に始まったパーティーが時には水曜の夜までノンストップで繰り広げられるというフリーキーっぷりがパーティフリークに愛され続けてきた、ベルリンを代表するパーティパラダイスが幕を閉じたことはとても残念だ。
バーエリア、レストラン、映画上映やコンサートも開かれたサーカス、ピザステーション、スパ、裏には宿泊施設も備えた規模の大きなスポットでレコードレーベルの運営なども行っていたBar25は、改行初期にはスパエリアの一部のみでスタートした。
規模の拡張とともにBar25の知名度も上がり、過去無料だった入場料も、昨年までは5ユーロ、今年に入り10ユーロとつり上げられ、もはや地元ベルリナーではなく、ツーリストクラバーたちでにぎわうメルティングクラブカルチャラルスポットとして成長していた。ベルリンを訪れたクラブ好きの人ならば誰しもが、ここでの楽しい思い出を持っているに違いない。
最終日の8月31日には、Oliver Koletzki率いるKoletzkiesやPuppet Mastazなどがラインナップされ、The World saddest song contest(世界一悲しい歌コンテスト)も開催された。
ちなみにBar25の様子はインターネット上で常時放送されていた。筆者は当日ベルリンから離れていたがネット中継を通じて、この伝説のパーティスポットの最後を見届けていた。
新しい拠点を探し移転して再開する、との噂も耳にするが、いまのところBar25の先行きは未定。
ベルリン中のパーティーフリークがその再開を待ち望んでいる。Bar25 Forever!!

■Bar25
http://www.bar25.de

05
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