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Mark ErnestusとMark Ainleyが新レーベルを設立

代官山UNITのカウントダウンパーティー「2000 UNIT NEW YEAR'S PARTY 2010 Featuring : Hard Wax Night 」への出演が記憶に新しい、ミニマルダブのパイオニアMark Ernestusと、2009年7月にMORIZ VON OZWALD TRIOの最新作にして名作「Vertical Ascent」をリリースしたレーベル”Honest Jon's”のオーナーMark Ainleyが、新レーベルを設立する。この新レーベルは、レゲエ、ダンスホール、ダブというジャンルを掘り下げるコンセプトのもと、「Dug Out」という名を冠する。

“Basic Channel”と”Rhythm & Sound”のオリジナルメンバーでもあるMark Ernestusは、その経歴のすべてを、テクノとレゲエの溝を埋めることに費やし、「TIKIMAN」ことPaul St. Hilaireや、Sugar Minottなどのレゲエアーティストとのコラボレーションをはじめ、ベルリン随一のレコードショップ「HARDWAX」を経営。その棚の多くはハウスとテクノとともにダブ、レゲエ、ダンスホールのレコードたちが占めている。またダブ、レゲエを中心としたマンスリーイベント「Wax Treatment」を「HARDWAX」スタッフたちとともに開催している。

一方Mark Ainleyは、レーベル&ショップ”Honest Jon's”を経営し、レゲエ、ワールドミュージックへの造詣が深い人物。ウエストロンドンに構える彼のレコードショップは、最先端のレゲエがラインナップするショップとしてリスペクトされている。彼が手がけた代表作として”Honest Jon’s”や”Soul Jazz Records”のレゲエコンピレーションのセレクトや、世界各国で1903年から1957年に録音された、15万枚ものEMI音源のSP盤を2年に渡りセレクトした「Sprigs Of Time: 78s From The EMI Archive」などが挙げられる。

今回のレーベルプロジェクト「Dug Out」は、レゲエアーティストがデジタルインストゥルメンツを使用して楽曲プロデュースをスタートさせた、1980年代終盤ごろの作品のリイシューがメインとなっている。リリース第1~2作目となる「King Kong/He Was a Friend」と「Michael Rose/Obserb Life」の2タイトルは、すでにHard WaxとHonest Jon'sの店頭に並んでいる。また「Dug Out」のリリースはすべてアナログ、CD、デジタルでリリースされる予定になっているとのこと。


■HARDWAX
http://hardwax.com

■Honest Jon's
http://www.honestjons.com

24
APR

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