以前からSNSやブログで噂されていたとおり、パナソニックは公式にTechnicsブランドのターンテーブルの生産完了を発表した。
昨日付けで海外のDJ情報サイト"Resident Advisor"上に掲載された声明によれば、パナソニックは同社製アナログターンテーブルの生産を今秋で完了し、Technicsブランドでは、ヘッドフォンの生産を継続していくとのこと。ターンテーブル市場からの撤退の理由には、昨今の音楽環境のデジタル化に伴う需要の低下、生産部品の調達の困難などが挙げられている。
日本国内のパナソニックのTechnicsブランドのページを訪れると、現行の「SL-1200MK6」は生産完了とされているため、間違いないようだ。またヨーロッパのTechnicsブランドサイトはすでに閉鎖されている。
DJカルチャーの象徴ともいうべき、Technics製ターンテーブル。今秋でその35年以上の歴史に終止符を打つことが明確なものとなった。なお日本国内のパナソニックサイトではこれに関するプレスリリースは今だ発表されていない。
■パナソニック/Technics
http://panasonic.jp/technics
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