表題じゃ何のことやら、わからない人も多いでしょうが、実際にそういうことなのです。イギリスのSuffolk地域にあるThetford Forest(またの名をKing’s Forest)という森で、17歳から26歳の5人の若者が違法レイブをしていたカドで検挙され、裁判の結果、彼ら5人は今後1年間、この森への立ち入りや、類似の違法音楽イベントに参加することを禁止されたとか。「近隣の住人に配慮せず、生活を脅かすことは許されない」と裁判官はコメント。現在、イギリスではBarbara Ehrenreichの著書「Dancing in the Streets: A History of Collective Joy」が話題を呼んでいますが、この本の中で著者は人はなぜ大きなお祭りやパーティーをしたがるのか、そして、なぜ、それを行うのは下流階級の人が多く、上流階級はそれを阻止しようとするのかを説明しています。いわく、上流階級の、特に男性は教育により心に強固な自身のエゴや理性を持っており、世の中の誘惑から自分を守れるので、パーティーなどで身体や心に響くドラムのリズムを聞いても、それに囚われることはない。「野蛮な行為」に没頭するのは、簡単にいうとマインドが弱いからで、それは下流階級に顕著である、という昔ながらの思想で説明しています。なんとも、イギリスっぽいですなぁ。(1月19日 Inthemix.com)
■Inthemix.com
http://www.inthemix.com.au/news/intl/30414/Ravers_banned_from_King%81fs_Forest
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