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Reloopが最新型ターンテーブル「RP-7000」「RP-8000」を発表

 ヨーロッパ発のDJ機器ブランドReloopが最新型ターンテーブル「RP-7000」「RP-8000」を発表した。

 まず、「RP-7000」の特徴としては、伝統的なDJターンテーブルとしては過去最高のスペックを誇り、質実剛健な作りでネクストスタンダードを目指した仕上がりとなっている。選択可能な3つのピッチ範囲(±8%、±16%、±50%)と高解像度のデジタルフェーダーが搭載されており、最大で0.04%の誤差しかなく、より精密なピッチ設定を可能にした。また、リバースボタンと縦置き横置きどちらにでも対応できる2つのスタート/ストップボタンが付いているのも特徴的だ。そして、ミキサーやアンプなどに直接接続するための LINE/PHONO 切替スイッチ、またアース線の接続が不要なノイズを軽減した電源設計となっている。

 いっぽう「RP-8000」は、現在のDJプレイに必須の技術と、伝統的なDJプレイに必須の技術を融合させた、ハイブリッドなターンテーブルといえよう。それは、パフォーマンスボタン、TraxEncoderなどのMIDIコントロールが搭載されており、現在主流のDVSコントロールをさらに進化させたDJプレイを可能にした。また、搭載されるUSBポートによって、最大で4つのターンテーブルをリンクすることが可能。この機能によりDJソフトウェアとのデッキの割当も容易となる。

 ターンテーブルを再生機器から楽器へと進化させたReloop。両機とも発売は3月下旬を予定。価格はオープン価格となっているが、市場想定価格では「RP-7000」が¥68,000(税抜)、「RP-8000」が¥96,000(税抜)となっている。詳細はオフィシャルサイトより。




■Reloop Official Web Site