スウェーデンのDJ/プロデューサーEric Prydzが、Pink Floydの1979年名曲「Another Brick In The Wall」を元ネタにした新作「Proper Education」で、地球温暖化問題に立ち向かっています。Pink FloydがPV(プロモーションビデオ)で人々にメッセージを訴えていた手法にのっとり、Ericもこの曲のPVで地球温暖化問題についてのメッセージを発信しているんだそう。
PVでは高校生の集団がいろいろな人の家に侵入し、電球を省エネのものに替えたり、使用されていない電化製品の電源を切ったりと、かなりシリアスな雰囲気ながらも、タイトルどおり「しっかりとした教育」を通じて、みんながちょっとの努力と協力で地球温暖化問題に立ち向かえることが、本当にわかりやすく伝えられています。
「このPVを制作する上でいろいろと考えたんだけど、とにかく変わったことをしたかったんだ。Pink Floydは、PVを使って常に世の中にメッセージを発信していたんだけど、僕も彼らの精神にのっとって、こういうPVにしたんだ。ニュースなどで地球温暖化問題についていろいろ読んで、人々に何ができるかをメッセージとして世に発信できればいいなと思ったんだ。そんなに大きなことではなくても、とにかくみんながちょっとずつ努力をすれば、変化を起こせるって言いたかったんだ」とEricがコメント。なおPV冒頭で、ニット帽をかぶってマンションから出てくるお兄さんがEric Prydz本人です。
ちなみにこの曲のCD、オーストラリアでは「Ministry Of Sound Australia」が、エコロジー推進企業「Easy Being Green」と協力して、制作と配給面でCO2まったく排出せずに販売するんだとか。音楽と映像の力は偉大です!ちなみにトラックもPVもかなりかっこいいっす!ぜひ見てみてください。(3月1日 Inthemix.com)
■Eric Prydz
http://www.ericprydz.com(休止中)
http://profile.myspace.com/ericprydz
■「Proper Education」PV
http://www.youtube.com/watch?v=fWdbBhQ7U8A
■Easy Being Green
http://shop.easybeinggreen.com.au
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