本作は、昨年ニューヨーク・グッゲンハイム美術館にて行われた全曲新曲で構成されたライヴの模様を収録した内容となっており、ディオールのラッセル・シモンズの企画によってリリースが実現したとのこと。なお、本作のティーザー映像はyoutubeにて現在公開中となっている。
また、本作に関してRichie Hawtinのメッセージが公開されている。
「ラフ・シモンズ(ディオールのディレクター)が長いことPlastikmanのファンだってことは知ってたから、ディオールのイベントで、それもグッゲンハイムでプレイするなんてオファーを引き受けるのは、自分自身にとってとても大きなチャレンジだと思った。だけど彼がすでにPlastikmanのライヴをすごく気に入ってくれてたから、僕はスタジオセッションに専念して、すぐにそのパフォーマンス用の素材としては十分な素材をレコーディングすることができたんだ。同時にこれを新作アルバムにしてもいいんじゃないかと思ったよ。実際、楽曲の方はすんなりと浮かんできたし。だってあの美しい建築物の一角で、それも音楽というよりアートの場として有名な場所でプレイするチャンスに大いに刺激を受けたからね。また今回のロケーションが、 普段のダンスフロアからは程遠い環境だったことで、かえって自分が持ってたサウンドのアイデアを存分に追求できる自由を得ることができた。アート、音楽、建築、絵画、それに彫刻、これらの表現手段は全て共存すると思うんだ。」