DJのスクラッチにはいくつの技法があるのか、なぜあの曲の後にこの曲をつないだのか?あのドラマーはなぜここでフィルを入れたのか? あのシンガーはなぜこの譜割りで歌詞を入れたのか?
音楽を自由に楽しむためにも、音楽のマナーやルール、アーティスト自身の意図を聞くと、普段聴いている音楽が全く違う音に聴こえてくるかもしれない。この問題提起により、アーティストのディスカッションとライブが1つになったスタイルのイベント「DIS-LIVE」が、12月14日(日)にギャラリーコンシール渋谷で開催することとなった。
今回のテーマは「ビート」。ドラマー、キーボディストが考えるビートの解釈。DJが曲をつなぐ際の「ビート」の解釈。ラッパーが「ビート」に対してどうやって言葉を置いているか、といったそれぞれの立場からの「ビート」論を展開することとなる。
出演アーティストは、DJのDJ BAKU、ドラマーのmabanua、キーボディストのKan Sano、ラッパーのHUNGERの4名。これから行われるライブのどこを聴いてほしいのか?アーティストにとっての聴かせところはどこなのか?そのディスカッションを経て観るライブは、どう聴こえるのだろうか。非常に興味深いイベントの1つだ。
■Official Web Site
http://dis-live.com
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