音楽ソフトなどの「物品交換」をするためのコミュニティ型サイト「beatrade」が2007年7月中旬にオープンすることになった。
現在アメリカでは、CD交換サイト「lala.com」が既に30万人（2006年12月時点）、DVD交換サイト「peerflix」が25万人の会員を獲得するなど、オンラインにおける物品交換サービスの人気が高まっている。
「beatrade」ではこれらのサイトと同様に、オンラインでCDやアナログレコードなどの音楽ソフトや楽器、音響機器などのハードを交換するためのインフラを提供する。欲しいアイテムと所有しているアイテムをサイト上で登録し、自動的に交換相手を検索、また他のユーザの所有リストを閲覧し、欲しいアイテムとの交換を相手に直接申し込める。ちなみにレコードのオンライン交換システムは世界で初めての実施となる。
さらに「beatrade」では、オンライン交換サイトでは初めて、各アーティストやアイテムの詳細情報をユーザが自由に編集できるCGM（Consumer Generated Media）機能や、アイテム登録や商品情報の登録などのアクションに対して、各航空会社のマイルなどと交換できるポイント機能などを備えている。
また、ユーザに様々な情報を共有してもらうため、SNS方式のコミュニティスペースも設置。アーティストにまつわるトピックスや、全国のライブ、クラブイベントに関する情報をユーザ間で共有できる。
「beatrade」は完全会員制となっており、コミュニティの利用やアイテムの登録は無料で行えるが、アイテムを交換するためには月額利用料315円（税込み）を支払うことになっている。
■beatrade（PC版）
http://www.beatrade.net
