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「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」今週の見どころ

 10月1日(木)から約1ヶ月間にわたり全12公演が予定されている「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」。内2公演が10月1日(木)、2日(金)と2日間にわたり恵比寿LIQUIDROOMで開催され、両日とも大盛況のうち終了しました。その「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」が今週は代官山を舞台に開催されます。クラベリア読者にオススメなのは、UNITで開催される10月10日(土)と10月11日(日・祝)のプログラムでしょう。

 まず、10月10日(土)は、世界でもっとも影響力があるラジオ/クラブDJのひとりであるGilles Petersonが出演。さらにGillesと共にアシッドジャズブームの一翼を担ったEarl Zingerをフィーチャリングして登場します。そして、松浦俊夫の指揮のもと組まれたHEXがフルメンバーとしては約10ヶ月ぶりのライブを披露します。この日は、メインフロアだけでも豪華なのですが、SALOONには、Red Bull Music Academyの卒業生の一人であるYosi Horikawaのライブにくわえ、8月にアルバム『from my window』をリリースしたCalm、民族音楽から最新の電子音楽全般を操るShhhhhが出演。さらにUNICEでは、DJ Quietstormが中心となり毎月第2火曜日に行われているレギュラーパーティー「LIVING ROOM」が開催され、Yabe TadashiとDJ QuietstormによるRighteousや、MC/ビートメイカーとして多才な才能をみせるKiller Bongが出演する。全フロア、どの時間帯を切り取っても楽しめる内容といえます。







 10月11日(日・祝)は、ベースミュージックファンにとってお馴染みのパーティー「DBS」の19周年パーティーが「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015」の名のもと開催されます。「DBS」は、UKで誕生したジャングル、ドラム&ベースのリアル・サウンズ&ヴァイブスを伝えるべく1996年にスタートしたパーティー。「DBS」は、ブロークンビーツ、ダブステップ、UKファンキー、グライムなど、進化するベース・ミュージックを常に提案し続けてきました。記念すべき19周年ということで出演者も豪華! ダブステップのパイオニアMALA&COKIがDigital Mystikzとして登場します。二人揃っての来日は今回が初めてとのことなので、貴重なパフォーマンスは見逃し厳禁です。さらに日本のダブステップのパイオニアのGoth-Tradも出演するほか、民族楽器コラを扱うMamadou Doumbiaがライブで登場。SALOONではジャングルからドラムンベースの初期から現在までを網羅した内容となっています。




 なお、9月9日(金)に晴れたら空に豆まいてで開催される「モントルー・ジャズ・フェスティバル ジャパン 2015」のFlo Morrisseyと青葉市子とのツーマン公演は、すでに前売券がソールドアウト。当日券は、公演当日の18時から来店順に受付けを行うが、キャンセルや当日の来店状況をみつつの案内となるそうなので、詳しくは、店舗へ直接お問い合わせください。


■モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2015公式サイト
http://www.montreuxjazz.jp/
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