アメリカの音楽市場を調査するMusicWatchが、レコード購入者の年齢、性別を示すグラフを公表した。
昨年2014年、アメリカレコード協会が、アメリカでのレコード販売の収益が1,400万ドル(約17億円)に達したと発表し話題となった。そして今年2015年は上半期の時点ですでに、前年と比べてアメリカは38%、イギリスは56%も売上が伸びていることが発表された。この数値はアメリカ、イギリス共に1989年以来、26年ぶりの記録更新となる。レコードは1990年代にCDが流通してから急激に売上が下がり、その後もずっと横ばいを記録していたが、ここ数年で著しく売上が向上している。国際レコード産業連盟は2014年、レコードの売上が世界で3億4680万ドルを記録、2013年と比べて54.7%増と発表しており、アナログ復活が単なるブームではなく、世界規模での市場の変化だということを証明した。
さらに音楽の市場調査を行う米MusicWatchは、アメリカでのレコード購入者全体の47%が25歳以下、レコードで育った世代ではなく、新しい世代が市場を支えているという驚きの調査結果を発表している。
消費者のグラフは下記のとおり。
参照元:The Vinyl Factory
http://www.thevinylfactory.com/vinyl-factory-news/vinyl-sales-set-for-another-record-breaking-year-with-young-people-leading-the-revivial/
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