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入場無料、ラインナップは非公開。LA発の野外パーティー「The Do-Over」とは?

 2011年日本に初上陸し、今や夏に欠かせない人気パーティーとなった「The Do-Over」。7月17日(日)、三連休の中日という最高のスケジュールが実現する今年の開催。その前に、「The Do-Over」の歴史から今回の内容まで、The Do-Over TOKYO 実行委員会の方の話を交え紐解いていく。    
 日曜日の午後、太陽の光りを浴びながら、音楽と名物のサングリアを楽しむ。2005年、アメリカ・ロサンゼルスの小さなレストランバーの裏庭から始まった「The Do-Over」。レジデントDJ には、LAで活躍するDJ/デザイナーのHaycockと、Stones Throw Recordsのマネージャーを経て現在はレーベルInnovative Leisureを主宰するJamie Strong。ホストMCには、Stones Throw Recordsからデビューし現在メジャーシーンで活躍するAloe Blac。この3人はファウンダーであり、現在もレジデントを務めている。日曜日の昼間というダンスミュージックのイベントが不毛の時間帯に無料で入場できるこのパーティーは、あっという間にLAの人気パーティーとなった。その後サンフランシスコ、ハワイをはじめヨーロッパではロンドン、パリ、ベルリン、など7都市以上、そしてオーストラリア、ニュージーランド、アジアと、今や世界中で開催されている。
 

■‪adidas Originals presents The Do-Over LA 2012‬‬‬‬

 
■‪adidas Originals | Presents The Do-Over London 2012‬‬‬‬
 「The Do-Over」の特徴は大きく2つ。事前に「The Do-Over」オフィシャルページに登録すれば無料で入場できること。そして出演アーティストは“ミステリーゲスト”と呼ばれ、当日まで正体が明かされないということ。この2つは本国LAから始まり、世界各地で開催されるほとんどの「The Do-Over」が引き継いでいる。また、会場で味わうことができる特製サングリアも「The Do-Over」の名物だ。  
会場は渋谷駅/表参道駅から徒歩10分以内
抜群のアクセスも魅力

 
 青い海に囲まれ、太陽がきらきらと輝く最高のロケーション晴海客船ターミナルで3年連続開催されてきた「The Do-Over TOKYO」。だが、今年の7月から東京オリンピックの開発に伴い晴海客船ターミナルでイベントを開催することができなくなってしまった。今回の開催場所は、渋谷・ベルサール渋谷ガーデンHall & Court特設会場。全く雰囲気の異なる会場での開催について、
The Do-Over TOKYO 実行委員会はこう語っている。
 
 「The Do-Overで苦労する点は、なんといっても会場探しです(苦笑)。野外の会場で音も出せるほかに、フリーイベントなのでリーズナブルに使用させてもらえる場所を探すのはとても大変なのが現実です。今後は毎年会場を変えて開催することも視野に入れています。今回東京は会場側と地元町内会の方々などもご協力をいただき、エコ代金(地域清掃代)の500円を客さんに負担していただくことになりました。今後は毎年続けることを優先的に考え、会場次第ではお客さんにエコ代金をご負担いただくこともあるかと思います。ご理解、ご協力してもらえればなと思っています。
 会場が変わっても「The Do-Over」のカラーは変わりません。名物ドリンクのサングリアももちろんご用意しております。ただ、今回は昨年までのフェスティバル色の強いイベントではなく、大規模なホームパーティーのような雰囲気を目指します。これは本国LAで2005年のスタート時から7〜8年ほど開催されていた“Cranes”というレストランの中庭の会場をイメージしたものです。晴海の時よりキャパは若干小さくなりますが、アクセスは抜群です。早い時間から皆さんに遊びに来てもらえればなと思っています!」

■213* FILMS: A-Trak Live@ The DoOver.1(at Cranes)

「The Do-Over」を彩ってきた過去のミステリーゲストたち  LA在住の大御所DJからアップカミングな若手DJまで、幅広いシーンのDJたちがバランス良く出演するのが「The Do-Over」の魅力だ。これまでにLAの公演に出演してきたアーティストは、Jazzy Jeff、Questlove、JRocc、Moodymann、Theo Parrish、A-Trak、DJ Crazeなど、名立たるアーティストたち。しかもすべてシークレットゲストなのだ。日本の公演でも、J.Rocc、Benji B、King Britt、Tony Touch、Recloose、Rhettmaticらが出演。国内からはDJ KENTARO、Sami-T (Mighty Crown)、Muro、grooveman Spot、Force of Nature、DJ Kensei、Yoshihiro Okino (Kyoto Jazz Massive)らが出演してきた。
 
 「「The Do-Over」のカラーをしっかりキープして音楽/パーティー好きのコアなお客さんに楽しんでもらえるようなブッキングをすることにやりがいを感じます。同時に、入場無料ということでお客さんの窓口が広がるため、普段クラブイベントに行かないような方々も気軽に楽しめるようなパーティー作りを心がけています。LAでもそうなのですが、出演DJさんたちがお客さん以上に「The Do-Over」でプレイすることを楽しんでくれるので、そういった点でもやりがいを感じますね。地元LA同様、ヒップホップを軸にハウス、ディスコ、ソウル、ファンク、レゲエなど、一日を通してバランスよくクロスオーバーするようなブッキングを目指しています。そういったコンセプトもあって、出演DJたちも普段のプレイとは少し違った内容でプレイしてもらうケースも多いです。現時点でお伝えできるのは、海外、そして日本からゲストDJを迎えるということですね。今回も一日を通していろいろなグッドミュージックがかかるのは間違いないです」

■J.Rocc Live at 
The Do-Over TOKYO 2015
福岡ではリゾート施設でスピンオフパーティーも実現  7月18日(月・祝)福岡県・糸島市で、スピンオフ企画「The Do-Over FUKUOKA -Beach/Pool Party–」が開催。LAから2〜3時間程の距離にあるAce Hotelのプールエリアで定期的に開催されるThe Do-Over特別編に倣い、福岡のリゾート感満載の会場で開催される。こちらも「The Do-Over」同様入場無料で、当日まで出演アーティストは公表されない。
 「東京での開催同様「The Do-Over」のカラーを出すことを意識してブッキングしています。またDJたちもビーチ/プールの雰囲気に合った音楽をプレイしてくれると思います。福岡以外からもたくさんの方に遊びに来てもらえればなと思っています!!」

■adidas Originals presents The Sleep-Over - Palm Springs CA

 
- Event Information -

タイトル:The Do-Over TOKYO 2016 - Presented by adidas Originals
開催日:2016年7月17日(日)
会場:渋谷・ベルサール渋谷ガーデン Hall & Court 特設会場(東京都渋谷区南平台町16-17
住友不動産渋谷ガーデンタワー1F中庭特設会場)
時間:[開場/開演]11:00 [閉場]20:00
料金:入場無料 ※入場時にエコ代金(地域清掃代)500円を徴収させて頂きます。
出演:当日発表

■イベントページ
http://www.clubberia.com/ja/events/254655-The-Do-Over-TOKYO-2016/

タイトル:The Do-Over FUKUOKA presented by adidas Originals - Beach / Pool Party -
開催日:2016年7月18日(月・祝)
会場:福岡・
DJ LAND JAPAN(福岡県糸島市志摩芥屋3367-10)
時間:[開場/開演]12:00 [閉場]21:00
料金:入場無料
出演:当日発表

■イベントページ
http://www.clubberia.com/ja/events/254656-The-Do-Over-FUKUOKA/
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