SoundCloudは9月6日(火)UTC(協定世界時)12:54〜17:12の間、ユーザーが非公開のプライベート設定でアップしていたトラックを誤って公開してしまった。
メンテナンス中のコーディングエラーによって発生してしまったこの事故。全世界のユーザーたちが非公開のプライベート設定でアップしていた膨大な数のトラックが、一時的に各ユーザーのプロフィールページで公開されてしまった。そのうえ、他のユーザーにそのトラックのリンクを保存されてしまった場合を想定し、SoundCloudはすべてのプライベートトラックのリンクをリセットしたという。
これによって、非公開トラックを共有していた相手に再度リンクを送りなおさなければならないほか、ウェブサイトなどにトラックを埋め込んでいた場合、再度埋め込み設定をしなければならないという手間が発生する。著名アーティストたちがレーベル関係者やメディアのためにアップしていた非公開トラックなども、一時的とはいえすべて公開されてしまったことになり、トラックを他のユーザーが保存していて流出するようなことがあれば大変な問題となるだろう。
UKのプロデューサーLapaluxはFacebookに、「SoundCloud上のプライベートトラックはすべて削除した。こんなアマチュアにトラックをリークされたくなければみんなも削除したほうがいい」。とコメントしているほか、SNSではユーザーたちの怒りの声が多く見られる。
参照元:exclaim!
http://exclaim.ca/music/article/a_soundcloud_coding_error_made_users_private_tracks_visible
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