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浄土真宗のお勤めをテクノにアレンジ。“テクノ法要”が福井で開催

 今年5月に、テクノ風にアレンジした音楽法要「極楽音楽花まつり」を本堂で行い話題を呼んだ、福井県福井市にある浄土真宗本願寺派の寺院、照恩寺。“若い世代にもお寺に足を運んでもらいたい”との想いから開催された本行事には、子どもからお年寄りまで約60人が訪れた。その照恩寺が、同宗の宗祖とされる親鸞をしのぶ年中行事「報恩講」に合わせ、10月25日(火)にテクノ法要「極楽音楽報恩講」を開催する。

 法要を執り行うのは、同寺17代住職の朝倉行宣さん。前回開催された「極楽音楽花まつり」でも法要を行い、テクノ法要を企画した張本人だ。彼は大の音楽好きで、20代の頃に京都で舞台照明の仕事や、DJ活動をしていたという。昨年に住職継承を受けたのを機に、「自分の好きなことをやらせてもらおう」と、長年考案していた「お経とテクノを融合した法要」を行うこととなった。

 御堂内には、ステージ照明やプロジェクターなどを設置。法要では、音と映像をDAWソフトに取り込んだWindowsと、照明制御ソフトを取り込んだMacの2台のPCを使用。音と映像をMIDIケーブルで照明制御ソフトと同期させ、テクノライブさながらの煌びやかな空間を演出。釈迦が極楽の様子や、阿弥陀の慈悲を説く教典「仏説阿弥陀経」をメインに、朝倉さんがアレンジを加えた全5曲を披露する。入場料は無料となっている。

「極楽音楽報恩講」Facebookページ
https://www.facebook.com/events/1759460264292672/?active_tab=about


■極楽音楽花まつり


 
- Information -
タイトル:極楽音楽報恩講
開催日:10月25日(火)
会場:照恩寺福井県福井市東郷二ケ町36−9
時間:19時30分
料金 : 入場無料(定員 100人)