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音を耳で視る!? evalaの“無響室のサウンドVR作品”が出展決定

 先鋭的な電子音楽作品を発表し、国内外でインスタレーションやコンサートを行うevala。彼によるサウンドプロジェクト「See by your ears」の出展が決定。5月27日から東京・NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で体験できる。


 この「See by your ears」は“音を耳で視る”という聴覚体験をもたらす作品。参加者はたった1人で完全暗転された無響室に入り作品を体験する。今回は2013年から2014年に同会場で発表された「大きな耳をもったキツネ」が再演されるほか、新作「Our Muse」も発表。参加には当日会場に行き整理券を入手する必要がある。体験時間は1名ずつ10分以内となっている。


 またevalaの「See by your ears」は6月にスペイン・バルセロナで開催される音楽とアートの祭典「Sónar」にも出展が決定している。

 

●作品紹介
[大きな耳をもったキツネ]
複雑な音響プログラムによって作曲された、4つの作品からなる立体音響サウンドインスタレーションシリーズ。サウンドアーティスト鈴木昭男の制作した自作楽器による演奏と、evalaが特殊な立体音響マイクロフォンによってフィールドレコーディングした音源を素材にしている。楽器が巨大化したり、耳が水であふれたりといった神秘的な感覚を生み出し、音が生き物のように変化し続ける作品。


[Our Muse]
特殊マイクロフォンとスマートフォンによって録音されたevalaのプライベートな音を素材に、時空が変容するような音体験を構築。
体験者は実在しない空間の構図を音の気配によりさまざまにイメージを喚起する。知覚を拡張するバーチュアルリアリティ体験ともいえる。


■evala公式サイト
http://evala.jp


■NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]公式サイト
http://www.ntticc.or.jp/ja/

 

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